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2024年7月前半の全体運
(7/1から7/15まで)

今月の12星座占い
魚座の土海逆行による責務と虚構
もしかすると、非常に厳しい気分で当サイトをご覧頂いているかもしれません。
この占いを発表する頃、土星が既に逆行を開始しているのが原因の可能性があります。
土星という惑星は責任と義務等を司る惑星であり、逆行すると今まで逃れてきたはずのそれらが追いかけてくるという現象を発生させます。今までは追求を逃れてどうにかなっていたはずが、ここに来て掘り返されたり蒸し返されて追い詰められる、という経験をし易いのがこの土星逆行現象です。
惑星の順逆は現象が発生する近辺の前後数日で最も強く感じられ、その後は他の惑星との組み合わせ次第で改善したり悪化したりを繰り返します。土星の逆行は6月末であったため、この前後で嫌な気分を体験した方は多かったものと思われます。

[2024年土星逆行スケジュール] 土星逆行

そして一度問題が発覚し影響が始まったが最後、土星が順行に戻るまでは簡単に解決しません。この土星が順行に戻るのは今年の寒くなる頃です。安易に逃げ切れると考えてマイナスの行動を取ってしまうと、更に厳しい未来が待っている可能性があります。
この土星の逆行で厳しい運気を避けるには、日頃の素行を律するという基本にして難しい姿勢が必要です。責任と義務にはバランスが必要であり、それを課す誰かと遂行する誰かとの関係は、互いの気遣いや良識が必要です。
社会では理不尽を感じる事も多く、それが本当に遂行すべき責務なのか?という境界線の切り分けは難しい部分があります。それでもこの占いを読んでいるあなた自身が、胸を張って行動できているかどうか、他者に理不尽を押し付けていないかどうか、は今一度考えるべきであるかと思われます。
土星は社会で成功するために不可欠な惑星であり、木星とはまた違う形で安定した運気を与えてくれます。恩恵を受けるためには毎日の積み重ねが必要であることをご記憶下さい。

ちなみに、土星が逆行を開始した地点には建設的な恒星が繋がっています。
その恒星は師から弟子へ教訓を教え、学ぶ事に適した効果を持っており、人生という厳しい教師や人生の先輩から学べることが血肉となりやすいことを示唆しています。
このさじ加減も非常に難しいところではありますが、教訓から学び間違いを避けることができれば運気低下のリスクは大幅に回避できます。今回あなたが体験したイベントから、何が学べるのかをよく考えてみては如何でしょうか。

■2024年7月前半の主な空模様
7月前半は以下のような運気が待っています。

7月2日
 水星と海王星の120度
7月3日
 金星と土星の120度
 水星と冥王星の180度
 海王星の逆行
7月6日
 火星と土星の60度
 蟹座の新月
7月8日
 金星と天王星の60度
 水星と木星の60度
7月11日
 太陽と土星の120度
 金星と海王星の120度
7月12日
 金星と冥王星の180度
7月15日
 火星と天王星の合致

赤字:凶角 青字:吉角 紫字:吉凶混合

7月上旬、海王星が逆行を開始します。
この惑星は土星より先の惑星は1年に1回ずつ順行と逆行を繰り返すため、今回の現象自体が特段珍しい現象という訳ではありません。
また、海王星のように遅い惑星が逆行しても、実感できる方が限られていたり、タイミングが限定されていたりと、なかなか認識が困難な事もあります。
それでも今回の海王星逆行は強烈で、ほとんど停止していた6月頃から影響を感じていた方は多かったかもしれません。
海王星逆行

海王星は暫く前から魚座の境界線ギリギリを運行しており、次の牡羊座まであと少しの場所にまで到達しています。
6月中旬頃にはその海王星の配置は凶角が多かった事もあり、この7月にかけてトラブルや緊張感のある世相となっていたものと思われます。
事実を隠す行為に対する怒り、甘い認識がもたらす誤解による争い、印象操作による混乱等々、火の気の配置ではなくとも激しいニュースが飛び交っていたはずです。
ちなみに、遅い惑星が星座を移動したり境界線に近づくと、時代の変遷とも言える強烈な現象がしばしば発生します。冥王星がすでに影響を色濃く発揮しており、海王星と組み合わさることで、社会は不安定で暴力的になっていたかと思われます。

しかしながら、今までも何度か海王星との凶角は発生していました。
が、今回は魚座の境界線近辺に達していたという点が重要です。綺麗事で片付けたり、有耶無耶のまま誤魔化してきたのでしょうが、崩れ始めているようにも見えます。
その誤魔化しは今回の逆行によって陽の下にさらされ、大きな問題を抱えていた事を社会や周囲に周知されてしまうことが想定されます。
影響を被る領域は、魚座という夢と理想のビジョンに関係する分野です。具体的には宗教・画像映像制作・ボランティア・液体・薬品等々となるでしょう。
これ以外の分野においても、嘘をついて誤魔化して来た人や組織は、だんだんとそれが暴かれてボロが出る可能性があります。この現象はすぐに決着が付くことはなく、2026年頃まではごたごたが続く事が想定されます。

これらの業界で仕事や活動をしていて、限界を感じ始めているのなら、今回の逆行は良い配置です。海王星が逆行すると夢から醒めて現実が見えてきます。見て見ぬ振りを続けるのはもうそろそろ難しいでしょう。あなたが本当に目指していた理想を体現するために、行動すべきことをよく考えるべき時期が来ています。
今回の逆行で全ての決着が付くとは言い切れませんが、暴かれた嘘を更に誤魔化して逃げ切れるかどうか、という点は怪しいでしょう。同じ魚座に入っている土星が逆行を開始しており、遂行しなかった責任と義務を追求される可能性があります。

そして中旬には火星と天王星の合致という激しい火花を散らす配置が発生します。
さほど早くない惑星であるため、この占いを発表する頃には既に効果が現れており、実際の影響を感じられる可能性が高いでしょう。
非常に強い効果である一方、吉凶両面が同時に強く発揮される関係もあって、コントロールが難しい配置と言えます。電気的な火花を散らすかの如く、エネルギー等を爆発・散乱させる効果があります。
そして、昨今においてジェンダーや地球環境そして経済に混乱と波乱をもたらしている牡牛座で発生します。木星が去ったためこれらの現象は多少鳴りを潜めたものの、天王星が運行している間はその影響は継続し続けます。
そしてここに至って火星と合致することから、これらの問題は強烈なイベントとなって具現化するものと思われます。残念ながら良いことだけではなく、意見の対立とトラブルも多くなるでしょう。
しかしながら、IT等の最新技術分野においては革新的な後押し効果も期待できます。昨今目覚ましく普及しているAIを中心に、世の中を便利にする技術が発表されたり発明されるものと思われます。

以下に、全ての星座や世相などに共通で影響する配置効果を解説します。
あなたの生まれた星座に関係なく効果を発揮する共通要素があるため、こちらも合わせてご確認頂くことをおすすめします。

7月2日
■水星と海王星の120度
 [水星:蟹座:]
 [海王星:魚座:]
 [前回の発生時期:2023年7月10日]

想像力を掻き立て、イメージングの世界に追い風をもたらす配置です。
感受性が強い方々はこの配置が発生することで、精神的な世界が広がるように感じるかも知れません。
小説や物語等といった、創作が必要な世界に関係している方々にとっても追い風が吹く運気なので、出版や映像が関係する業界は調子が良くなるでしょう。

しかし、会計や実務といった厳密な管理が必要な業界、又は個人であってもお金の管理等には余り向いていない配置です。
これらの惑星がお金や仕事に関連する位置に来ている星座であれば、甘い見通しや状況把握は後で問題になる事が多いため注意すべきでしょう。
今回は海王星が逆行している以上、夢のあるものではなく、実現性を伴ったものである必要があります。夢が敗れるようなマイナスな思考ではなく、厳しい現実に対してどうやって良い結果を残すのか、という点が重要となります。

7月3日
■金星と土星の120度
 [金星:蟹座:]
 [土星:魚座:逆行中:]
 [前回の発生時期:2023年5月13日]

恋愛運と金運で安定した影響を与えてくれる吉角です。
金運面では長期スパンの投資や「土」に関係したり起因する投資そしてビジネスを始めると良い恩恵を受け取れる可能性が高くなります。
恋愛面では、年の差や世代の違いを乗り越えて良い関係を結べるでしょう。通常なかなかうまくいかないはずの格差が、意外と役に立つというメリットもあります。
元々相手がいて且つ、あなたが安定指向を希望しているなら、この時期は穏やかに過ごせたり更に絆が深まるといった事象を感じることができるでしょう。

この近辺で始めたり方針や状況が固まったものや計画等は、長期に渡って良い運気を発生させる運気傾向が期待できます。
長い目で物事を判断する方、そして規則正しい管理が必要な仕事をする方にとっては、より嬉しい安定感を感じることができるはずです。今回は特に両方の惑星が本来の星座に位置しており、その効果は更に安心且つ堅牢となる傾向です。

7月3日
■水星と冥王星の180度
 [水星:獅子座:]
 [冥王星:水瓶座:逆行中:]
 [前回の発生時期:2023年7月11日]

知識や精神力という、一見穏やかに見える分野での争いを誘発する配置です。
研究や解析、問題、隠し事、思想の強要、裏で進められる計画等々、デスクワークに関する事象を活性化させるという効果が想定されます。そして冥王星は逆行しており、先に進むための学びや研究というよりは、過去の件を扱う傾向が多くなる可能性があります。
これらの件はどうしても議論や激しい口論を呼ぶ事が多く、ネット等での意見の応酬は激しいものとなる危険性があります。それらは尾を引く傾向があるため、やりすぎは自分自身に返ってくるかも知れません。
冥王星が絡むことで、誰かの考え方や判断を押し付けるという、非常に問題のある言動が活性化されてしまう傾向があります。極端な言葉を使うなら「洗脳」という事になるのでしょうが、誰かの勝手な意見に振り回されないよう注意する必要があるでしょう。

しかしこの配置を上手に使うと、大半の人が知らない物事の真実や、隠された秘密にたどり着ける可能性があります。
調査研究といった頭脳労働系の職業に関係しているのなら、この配置では壁に当たったらチャンスと考えるのも良いかも知れません。会話ではなく情報と分析がこの配置近辺での要素となるはずです。

7月3日
■海王星逆行
 [海王星:魚座:逆行開始:]
 [前回の発生時期:2023年7月2日]

海王星は1年に1度逆行します。
この惑星は夢を見せ、理想を作り上げる効果を持っています。
芸術や映像創作といった分野では役割が大きいのですが、反面幻影を見せすぎてしまうために理想と現実のギャップを作るというマイナス面もあります。
特に最近問題となっているフェイクニュースはこの惑星がしばしば関連し、映像の枠の中で作り上げる作業を後押ししてしまいます。
この逆行はそういった幻想を剥がし、真実を見せつける効果があります。
ただ、今まで理想的に見えていた「何か」の本当の姿も見えやすく、目標に向かって頑張る姿勢に水を差すこともあり、一概に吉凶が単純になることは有りません。
海王星逆行

海王星は最近、魚座の境界線ギリギリを掠るように運行していました。そしてその境界線近辺から逆行する動きを見せています。
星座の境界線は激しい運気を誘発することが多く、遅い惑星がその近辺で順行・逆行すると、世相や時代レベルでの強烈な交代劇となるケースもあります。
今回の場合、その対象となるのは海王星と魚座が司る、宗教・液体・薬品・映像制作・絵描き・ボランティア・オカルト等といった分野です。海王星の動きによって、これらの要素は大きなサイクルの終焉と転換期を迎える時期が来ている、とも言えます。
キレイな夢や理想をぶら下げ、虚構でお金を積み上げてきた組織や人は、今までと同じ状態を継続することは難しくなって来ているものと思われます。

特にこれらの惑星と星座が司る「イメージ」という言葉には、良い側面と悪い側面があります。昨今では、このイメージを利用した戦略が正しく使われているようには決して思えません。魚座の効果によって、レッテル貼りや、わざと誤解させるような手段を駆使する企業や組織が、多々幅を利かせているようにすら感じることもあります。
しかしその状況は、先に進むことが困難となってきているはずです。何かを印象付けるという手法がこの先無くなる事はないとしても、旧態依然の手法は通用しなくなるでしょう。
これらの件に決着が付き、次のフェーズに移動するのはまだ年単位の猶予があります。が、終わりの始まりは、もうかなり進行してしまっており、後戻りができない位置に来ていると言えます。
先ほど列挙した業界に身をおいている方々、海王星の影響が生まれつき強い方々等は、これらの影響を強く感じる可能性があります。特に来年から再来年にかけて、法律・業界・社会が大きく変化する傾向が強くなることをご記憶下さい。

7月6日
■火星と土星の60度
 [火星:牡牛座:]
 [土星:魚座:逆行中:]
 [前回の発生時期:2022年6月28日]

物事の成功率を高め、着実なエネルギーを与える配置です。
この2つの惑星の吉角は、持てるエネルギーを正しく扱い困難を突破させるための助けとなる効果を持っています。力を正しく使えると、仕事を始め様々な問題に立ち向かい解決することができるでしょう。
モチベーションを上げる効果もありますが、浮かれるようなものではなく前向きな姿勢を作り出すことが多いでしょう。そして土星が絡むと物事が長期的になる傾向があるため、短期間で終わるようなプロジェクトよりも長期的な物が適しています。
その分すぐさま完成を目にできる訳ではありませんが、実現性が大きくアップするため努力を続けることで成果とスキルを自分のものにできるでしょう。

そしてこれはシステムの構築を示すため、人や物の流れや循環するような仕組みであったり、大型機械やIT機器などのような物に関しても効果が期待できます。子供などの場合は工作やホビーなどといった分野が該当するでしょう。
年齢に関係ない要素としては、競技性であったりや持久力を必要とするような激しめのスポーツを中心として追い風運気が期待できます。

今回は互いの惑星同士が、星座の際の領域にある状態で発生します。
具体的には火星が牡羊座に入座して間もない時期であり、土星は逆行を継続し間もなく自分の星座に戻ろうとしている直前です。(土星は7月初旬には山羊座に戻ります)
この配置は非常に強力であるものの、チャンスの扉としては狭く時間やタイミング等が限られるという難しいものです。
また、土星が水瓶座から移動すると、社会生活やグループに大きな影響を与えます。
今まで属していた会社・グループ・コミュニティ・友人との関係が切れる、という方が多くなるかもしれません。
吉角であるが故に戦略的撤退が多くなるでしょう。しかし、土星は逆行しています。
今まで状況に依存し油断していたのならそうはなりません。沈没船から抜け出すネズミのように、賢い者だけがどんどん居なくなり未来を掴む事になる懸念もあります。
今まで責任と義務を果たしてきたか?また、自分の居場所がどこなのか?をもう一度考えて判断すべき時期です。

7月6日
■蟹座の新月
 [太陽:蟹座:]
 [月:蟹座:]
 [前回の発生時期:2023年7月18日]

今回の新月は蟹座です。
新月は短期サイクルにおける物事の始まりを司る効果があります。
そして蟹座で発生する新月には、家族や同胞といった関係に運気の焦点を合わせる効果があります。自分の心と正直に向き合い、感情を満たすことを考えるべき時期です。
ホロスコープ2024年7月前半

今回はあまり他の惑星との関係が濃くありません。
強いて言えば火星と土星が吉角として繋がっているとも言えますが、合致にはややずれており、効果は薄めとなっています。その分、この後に発生する効果であるため、新月の後で少し経ってから感じ始める事になるでしょう。
恐らくは打診やキックオフ等という形で始まり、その後に多少遅れて実際に物事が進むという形になるものと思われます。

また、既に影響は終わりつつあるものの、ドラゴンヘッドとの90度という角度は、運命や業に絡んだ影響が尾を引いて邪魔をする可能性がある点も想定されます。しかし、問題から目をそらすとせっかくの始まりのサイクルが台無しです。
貴重な教訓を得られるチャンスと捉え、解決策を模索し、人間関係から学ぶ姿勢を持つ事で、この始まりのサイクルを実りある時期にすることが可能です。

新月に合致する恒星は、プラスマイナス両方の運気を発生させています。
堅実さや利益そして名声などを与える一方、水難や盗難等の問題を深刻化させる運気も発します。これらの現象はいつでも発生しているものではありますが、この近辺に絡んだ運気にはそれらが色濃く影響されやすい点にご注意下さい。
そして今回の新月には同時に以下の配置効果が関連します。

 7月6日
  火星と土星の60度
 7月11日
  太陽と土星の120度
 7月18日
  金星と天王星の60度
 7月26日
  太陽と火星の60度

金星は直接関係はしないものの、同じ蟹座にあるという点から新月で発生した分野において嬉しいサプライズが関連することが想定されます。
遅い惑星という事もあり、特定の日に効果が発生するというよりは、じわじわと高まった後で消えていく形になります。

7月8日
■金星と天王星の60度
 [金星:蟹座:]
 [天王星:牡牛座:]
 [前回の発生時期:2023年5月26日]

金運や恋愛運に思いがけないチャンスを発生させる吉角です。
性別や関係を問わず、人付き合いに驚きや刺激を誘発させる効果があります。
出会いを求めている場合は理想の人物と接する機会があったり、そうでない方は友人や知り合い等が増えるという効果が期待できます。
この領域が金運に関連している場合は思い切った行動が利益に繋がるという可能性もあります。しかしどのケースであってもこの効果期間は短いため、同じ戦法は1回しか続かないものと考える方が賢明でしょう。

反面、この配置は吉角でありながら、天王星が持つ突発的な要素によって不安定さも誘発するケースがあります。
元々自由奔放を好む方は、この時期にその力が顕著に働いてしまうことがあります。故に長続きのしない火遊びとなる傾向も想定されます。
逆に慎重な性格である場合、千載一遇のチャンスだと思えるのなら短期決戦で挑んでください。その関係が良い形で実るかも知れません。
もし、すでに安定した関係を構築できているのなら、小さなサプライズがより良好な関係を構築するために役立ちます。

7月8日
■水星と木星の60度
 [水星:獅子座:]
 [木星:双子座:]
 [前回の発生時期:2023年7月1日]

精神に希望を与え、未来に繋がる計画立案を促す配置です。
物事を楽観的に捉えやすく、様々な夢やプロジェクトが実現可能であろう、という展望を抱かせる効果があります。実際に走り出せば様々な困難が伴うのは間違いないでしょうが、この配置下では物事を魅力的に見せる効果があります。
コミュニケーションとアイデア、そして将来を見据えた楽観的な計画が多々溢れ出やすいという吉運の配置です。
この近辺では会議や話し合いが良い方向に進みやすくなる可能性があります。可能であれば物怖じせずに挨拶したり思い切って声を出してみましょう。普段よりはその効果が発揮しやすくなっているはずです。
読み書き話しを司る水星が木星の力で拡大発展するため、これは勉強や執筆活動又は書類チェック等に良い成果を発生させる傾向があります。会議や話し合いの場等でも良い方向に話が進み易くなるという効果も期待できるでしょう。

そして水星は書類や契約、移動等に関係しており、木星は法律や政治にも関連します。
この近辺においてビジネスや契約事等で迷ったら、この効果があることを思い出してみて下さい。知識の量や交渉等が嬉しい結果をもたらしてくれるかも知れません。
木星は遠方を示すため、主に旅行や出張といった形で具現化する事もありますが、水瓶座にある関係から、テレワークを通じた要素であったり、最新技術による移動手段の効率化等といった点にも恩恵が期待できます。

7月11日
■太陽と土星の120度
 [太陽:蟹座:]
 [土星:魚座:逆行中:]
 [前回の発生時期:2023年6月29日]

今までの努力に対する恩恵を受け取るという効果を発生させる配置です。
この近辺で仕事や計画などといった要素が関連する星座や、生まれた時の星の配置などでこの配置が重要な位置に来る場合、その恩恵を体感できたり良い形で責任と立場を引き受けることができるでしょう。
また、技術や経験などといった点を誰かに広めたり受け継いだりする、という効果となって発生するケースもあります。

土星が関連すると、目上の立場や経験者そして年長者などからの貴重なアドバイスを貰えたり、彼らとの関係が密となる運気傾向が発生します。吉角であるがゆえにその関係はプラスに働くことが多く、その情報もまた有益なものとなるはずです。
そして土星の効果のもう一つは、その運気を長期的に発動させたり、そこから得られる関係や利益などを実利的にするという点です。人間関係が絡むものの、上手に使いこなすとあなたの運気を安定させることに役立つでしょう。

今回土星は逆行しているため、今まで自分の責任と義務を果たしたか、という点がこの幸運を受け取れるかどうかの分かれ目です。
この期間中に責任や義務を問われる事に対し、嫌がらないことが重要です。

7月11日
■金星と海王星の120度
 [金星:蟹座:]
 [海王星:魚座:逆行中:]
 [前回の発生時期:2023年6月3日]

精神的な深い相互理解や絆を発生させる配置です。
愛情を司る金星とイメージや芸術等に関係する海王星の組み合わせは、気の合う仲間や心を許したパートナーとの安らぐような時間を創り出してくれます。
飲み会やパーティに参加したり、映画や小説のようなイメージをふくらませる趣味等を楽しむには非常に良い時期と言えるでしょう。恋愛面においても、文字通り「夢の国」と呼ばれる遊園地のような場所へのお出かけ等が効果的です。
精神的な側面を強化し、理想像を作り出す効果があるため、互いに思いやりを持つ姿勢があれば効果が更に期待できるでしょう。

金運面では、将来に夢と希望を抱けるようなイメージやビジョンを持てる心理が働く可能性があります。嬉しい儲け話やオファー等がある等、先々の希望が持てるかも知れません。
ビジネスでは芸術や創作活動等のようなセンスが必要な分野がこの好影響を受けます。良い作品が産み出し易くなるため、考えたり創り出す作業に時間を掛けると吉です。
しかし、それは曖昧であるが故に確実性が無く、根拠の薄い楽観を誘発するケースがあります。特にどちらかの惑星がお金や契約に関連している場合は注意が必要です。

7月12日
■金星と冥王星の180度
 [金星:獅子座:]
 [冥王星:水瓶座:逆行中:]
 [前回の発生時期:2023年6月6日]

恋愛運や金運等に強烈な波乱を巻き起こす凶角です。
冥王星の力は、支配や力関係に関する極限状態や極端な変化変容という現象を発生させるため、人によっては強烈な状況となる可能性があります。
この配置が持っているキーワードは「嫉妬」と「独占欲」そして「相手の支配」です。この配置近辺でそういった状況を感じた場合、すぐに対処が必要です。

恋愛面では、男女の関係におけるトラブルのうち、主に深刻な事象が該当します。
相手を自分の思い通りに制御したい心や、罪の意識を感じるような心、そして思い込むという行動などを極端な状況に追い込んでしまう可能性があります。これが仕事に関連する場合には性別に関係なく力関係の問題という形になるかも知れません。
この近辺でパートナーとの関係がもともと良好であれば心配はありませんが、緊迫した状況が続いている場合は注意すべきでしょう。

金運面では、不正な取引や工作そして極端なお金の動き(起きやすいのはお金を失うという行動や結果)という状況を発生させやすくなります。これらの件で思いつめすぎたり、極端な行動や考えに至ってしまうという事もこの近辺で起きやすくなります。
どのケースであっても嘘や隠し事をせず、正面から立ち向かいつつも極端な判断を避ける姿勢があれば、このピンチはチャンスに変わることすらあるでしょう。

7月15日
■火星と天王星の合致
 [火星:牡牛座:]
 [天王星:牡牛座:]
 [前回の発生時期:2022年8月2日]

非常に強いエネルギーの「爆発」「暴発」を誘発する配置です。
天王星が関連すると、それはいつも「突然」で「予想しなかった」方向から運命がやってきます。また、変化現象自体は短期間ですが、その後の余波はまた別の話です。
この配置は、変わらない現実に対する問題を爆発的に変化させようとする、強い心理衝動を与えます。突然突飛な行動を取ったり、常識を超えるような発言をされる方は天王星の影響によって動かされている可能性があります。
マイナス側の側面が強い配置でもあるため、衝動に身を任せるだけでは運気が大幅ダウンしてその後の運命が予測困難となってしまいます。それを避けるには、不満や怒りの感情を溜め込んで爆発させる、という安易な行動をしない事に付きます。
明確にプラスに使うためには、停滞した状況や壁を突破するために、リスクを理解した上で計画的に行動することです。大変ではありますが、勇気と無謀の違いを理解していれば、決して道を間違えることはないはずです。
IT分野を中心とした発明品、誰も成し遂げ得なかったチャレンジ、怠惰な古い意識への変革、という前向きな形で力を使うことで素晴らしい成果を挙げられるでしょう。

しかし、しばしばこの配置は「爆発」「電撃的」というキーワードが影響する現象を伴い、火星が絡むため強い火の気も誘発するという点に注意が必要です。
突発的な感情に支配された発言や行動をすると、その本人と周囲の運命を予測不可能な方向に方向転換させ、その後の運気を非常に厳しいものにしてしまうでしょう。
たとえそれが犯罪的なものではなかったとしても、人様とのお付き合い、就職・転職活動、公の場における発言や行動、お金の使い方に対する判断、いずれも同様に激しい変化が伴うという点を記憶されるべきです。

■2024年7月後半の主な空模様
7月後半は以下のような運気が待っています。

7月18日
 太陽と天王星の60度
7月21日
 火星と海王星の60度
 山羊座の満月
7月22日
 水星と天王星の90度
 金星と木星の60度
 太陽と海王星の120度
 火星と冥王星の120度
7月23日
 太陽と冥王星の180度
7月26日
 太陽と火星の60度

赤字:凶角 青字:吉角 紫字:吉凶混合

概ね吉角となっており、一見安定した運気に見えます。
しかし海王星は逆行を開始し、甘く緩い夢を見続けることが難しくなっており、現実を見なければなりません。冥王星も逆行を継続しており水瓶座の境界線に接近しています。
そのため、全体的に緊迫感のある時期は継続しており、吉角が多いからと言って安定した時期とはなりにくいことが想定されます。
また、水星と天王星の凶角はITを中心としたセキュリティ関連に深刻なダメージを与える効果があります。昨今セキュリティ問題は話題に事欠きませんが、この配置はそういった問題を後押しし、規模を広げてしまう効果があることをご記憶下さい。

後半もANGEWORKの西洋占星術を宜しくお願い致します。


占い師:みすとりぶ
西洋占星術研究歴30年。本来はオカルト研究家だがIT企業オーナーも務めている。
占い師向けツールやアプリは自分で設計開発しており当サイトのシステムは全て彼の産物。
ITによる正確な星の位置や角度及びに過去のデータを元に、淡々と事実と結果と解決方法を伝える占いスタイルは、女性のみならず男性からも評価を得ている。
経営者の集まりでは占い希望者が殺到してしまい人数制限をする為「予約を取る気がない占い師」と言われている。(現在対面占いは停止中)
「ANGEWORKの星占いブログ」を連載

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