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2024年12月前半の全体運
(12/1から12/15まで)

今月の12星座占い
水星逆行中の影響と火星逆行開始
この占いを発表するころ、水星はすでに射手座で逆行を開始しています。
射手座は様々な要素を司っていますが、当サイトが注目するのは「思想・主義主張」という側面です。なかなか認識しにくい要素かも知れませんが、この要素は非常に深刻なトラブルを引き起こします。
具体的には、支持する政党・保守リベラル・世代格差・収入格差・男尊女卑・女尊男卑・LGBTQに関する価値観や論争といった、一歩間違えば差別や偏見を生み出しかねないデリケートな分野です。
こういった分断現象は、双子座や守護星などが活性化されるとしばしば発生する現象ですが、射手座はその双子座の真向かいに位置しており、反対側の視点から見る立場であり、相反する要素を持つとも言えます。
双子座の守護星である水星が、その反対側である射手座で逆行を開始するという事は、その問題に焦点が当たることを意味します。

これらの思想や主義に関する話題は今に始まった事ではなく、昨今ネットでは良く見られる現象です。どの政党を支持する・しない、宗教の価値観、ビジネスと一般人の違い、性別の違い、世代による違い、立場による違い等々、尽きることがありません。
特別な場所とタイミングで水星が逆行する今回は、それらの兆候がより顕著に発生するものと考えて頂いて良いかと思われます。
逆行現象が持つ手戻りや見直しだけでなく、過去を掘り起こされて追求や攻撃することが多くなるでしょうが、これに乗っかるのも宜しくありません。

水瓶座に完全移行した冥王星も忘れてはなりません。
今まで頑張って隠していた不祥事や限界が、ここに来てちらほらとニュースになっています。長く続いたビジネスや文化が突然終わりを告げる、という話は正直聞きたくないものではありますが、時代の流れとして仕方がない側面もあります。
内部的には崩壊していてもそれを隠しているような、爆弾がまだ幾つか隠れているかも知れません。油断はできないご時世と言えますが、大きな死と破壊は再生に繋がります。恐れずに生まれ変わることを目指すことをおすすめします。

■2024年12月前半の主な空模様
これが12月前半の主な空模様です。

12月1日
 射手座の新月
12月2日
 金星と天王星の120度
12月3日
 水星と木星の180度
12月5日
 太陽と土星の90度
 金星と海王星の60度
12月6日
 太陽と水星の合致
12月7日
 海王星の順行化
 水星と土星の90度
 火星逆行
 金星と冥王星の合致
12月8日
 太陽と木星の180度
12月12日
 金星と火星の180度
12月13日
 水星と金星の60度
12月15日
 双子座の満月

赤字:凶角 青字:吉角 紫字:吉凶混合

今回はタイミングの関係で、新月と満月を同時に記載します。
どちらの配置も、良い側面と悪い側面がありますが、強烈というほどではありません。年間テーマの木星が存在する星座での新月満月なので軽いものではありませんが、大きな夢や理想に関して、まだ問題があると実感させられる状況です。

すでに水星は逆行を開始しており、影響が発生しています。
記載されている水星が関連する配置は、逆行の影響を受けているため、吉角であっても手戻りや見直しといった手間が発生しやすい点に留意してください。その結果として恩恵を受けられる場合もあります。
唯一、13日に発生する水星と金星の60度は過去の過ちを反省し、仲直りをするために適したタイミングです。後半の直後に水星が順行に戻ることもあり、この近辺で仲違いの解消をすると上手くいくでしょう。

7日には、逆行を続けていた海王星が順行に戻ります。
同じ星座で行ったり来たりを繰り返しているため、冥王星ほどの強烈さはありません。逆行した海王星は隠蔽されたヴェールを外し、夢よりも現実を見せつける効果があります。
そのため、夢に向かう目標を挫折させやすい傾向がありますが、順行に戻ることで、夢や理想に対して再び前向きに取り組めるようになります。
液体・酒・薬・宗教などの精神世界・ボランティア・映像制作などの分野に影響が出やすく、今回の順行化によって幻滅していた状況が前に進めるようになるでしょう。

冥王星移動後の大きな現象として、火星が逆行を開始します。
約2年半掛けて天空を1周するこの惑星は、不規則なサイクルで逆行するように見えます。地球に近いだけでなく火の気を扱う惑星としても、この逆行は油断できません。
情熱やモチベーションが失われたり、自我の制御が難しくなることが懸念があります。最近強気に出ていた誰かや組織は、勢いを失う懸念もあります。
夢を追求したり楽しむには、エネルギーの使い方と自尊心をどうコントロールするかにかかってくるでしょう。この逆行は来年まで続くため、長期プロジェクトでこの状況を体験した場合は早急に対処が必要です。

以下に、全ての星座や世相などに共通で影響する配置効果を解説します。
あなたの生まれた星座に関係なく効果を発揮する共通要素があるため、こちらも合わせてご確認頂くことをおすすめします。

12月1日
■射手座の新月
 [太陽:射手座:]
 [月:射手座:]
 [前回の発生時期:2023年12月13日]

射手座の新月は希望と情熱を誘発させる効果があり、楽観的な気分で物事に挑戦することに適しています。チャレンジを楽しむ余裕のある姿勢があると、新月で発生するスタート現象を運気アップに繋げる事ができる効果があります。
ホロスコープ2024年12月前半

今回の新月には火星が吉角を結び、オーブは緩めですが木星と土星は凶角を結んでおり、可能性があるものの障害や苦難が伴うという、情熱と現実の狭間を体現した形です。
Tスクエアという特殊な天空図形になっている点もあり、この近辺における困難さを乗り越えるには、なかなかに厳しい試練を突破しなければならないはずです。
しかもその情熱をサポートする火星はまもなく逆行を控えており、ここで無理を通したところで、近い未来において考え直さなければならない可能性を示唆しています。
しかし、近視眼的に一喜一憂しているようでは目標達成などできるはずもないため、長い視点で物事に取り組んでいく姿勢が求められます。

この位置に重なる恒星は凶意を保持しており、暴力や破壊的行為に関連した事象を引き起こすことがあります。惑星自体の影響はプラス面の火の気ですが、内包する要素としては危うさを感じられるものとなるでしょう。
考え方や思想が違う誰かや組織に対して、強気に攻撃的になってしまうと、近い未来に撤回しなければならなくなったり、目的達成から遠ざかるかも知れません。言葉でも行動でも暴力的になると普段より危険性が高くなる時期でもあります。
木星の逆行により土星との凶角が近づいている以上、根拠が薄く夢見るような目標や理想はなかなか実現が困難となる傾向です。理想を夢見たり語っても良いのですが、安易すぎる野望は簡単に足元を掬われることを意識すべきです。

12月2日
■金星と天王星の120度
 [金星:山羊座:]
 [天王星:牡牛座:逆行中:]
 [前回の発生時期:2023年10月31日]

スリルや冒険心を誘発させる配置です。
現状を退屈なものから変化させ、刺激を求める心理を誘発するため、創造や芸術といった分野では素晴らしい発展を後押ししてくれるでしょう。
日常生活や恋愛という点でも同様の効果があり、魔法に掛かったかのように電流が走ったり、思いがけないところから運命の人が現れるといった現象をしばしば発生させます。
しかしこの吉角は残念なことに効果があまり長く続きません。実際には一瞬で終わってしまうと言い換えても過言では無いほど、そのタイミングは一瞬です。

そのため、もし魔法に掛かったような気分になったのなら、それが長く続くと勘違いしない方が賢明です。それでもチャンスが一瞬だけ開くという点を考えれば「幸運の女神には前髪しかない」ということわざを端的に表現していると捉えても良いでしょう。
仕事のご縁となるビジネス等では一瞬の出会いから発展するケースもあり、その足がかりとなる状況も決してないとは言い切れません。
そのため、普段はご縁が無さそうな分野に興味を持って接すると、思いがけない嬉しい出来事に遭遇しやすくなるため、人と接したり足を運ぶ事が賢明です。

12月3日
■水星と木星の180度
 [水星:射手座:逆行中:]
 [木星:双子座:逆行中:]
 [前回の発生時期:2024年11月18日]

思考能力を活性化させる効果があります。また、読み書きや話しに関連する事象が、木星効果によって拡大しやすくなる傾向を持つ凶角です。
大抵の場合、アイデアを思いついて試してみたくなったり、知識欲が湧いて様々な疑問を解決したいと考えたり、それらによって議論や話し合いなどが発生する事になります。
また、木星が持つ楽観的な性質は、アイデアや進行中の方向性が全て良い結果に繋がるのではないか、という安易な心理を誘発する力があります。

一見良いことが多いようにも見えますが、これは凶角の一種です。
発展や拡大は良いのですが、この配置近辺では細部に潜んだ重大な問題や落とし穴に気づきにくいという面をも持っています。
それに気付かず、周囲を巻き込んで大きな話になってから重大な抜けを見つけてしまった場合、そこで何が起きるのかは言うまでもないでしょう。
また、楽観的な姿勢は時に周囲の都合やしがらみそして社会常識を無視したような舌禍を招いてしまうケースがあります。木星が逆行しているため、政治や法律等に関した内容には首を突っ込まない方が無難でしょう。

この近辺では、敢えて風呂敷を広げずに無駄を一つ一つ削いでいくという、真逆の行動が最終的な幸運をもたらします。
ノリに乗っている人からみれば、水を差すだけのつまらない輩に見えてしまうかも知れません。しかしリスク管理は重要です。参加するにしても火の粉が掛からないように予防線を貼っておくという事が後々我が身を助ける事になるでしょう。

12月5日
■太陽と土星の90度
 [太陽:射手座:]
 [土星:魚座:]
 [前回の発生時期:2023年11月23日]

全体運に責任や義務の問題やプレッシャーを与える配置です。
仕事や何かの立場による義務や責任という面で、土星の力である制限や遅延といった問題が発生し心理的な圧力が掛かる凶角です。
これは主に目上の男性(上司、父親、お客様)との人間関係にも悪影響を発生させ、しばしば厳しい責務を遂行しなければならない状況を発生させます。
土星は特に時間にも深く関係している惑星であり、この問題には「期限」「タイムリミット」等が必ずと言っていいほど関わるはずです。

もしこの状況に遭遇した場合、制限時間内に責任を持って仕事を遂行するという事だけです。先延ばししたり責任を放棄した場合の結果は先々まで重くのしかかりかねません。
地道に頑張れば、大成功はせずともその経験があなたの血肉となって今後の立場を安定化させてくれるでしょう。

12月5日
■金星と海王星の60度
 [金星:山羊座:]
 [海王星:魚座:逆行中:]
 [前回の発生時期:2024年2月13日]

他者や弱者に対する共感や同情心を促進させる効果がある配置です。
(様々な意味における)イメージを強化するため、現実より物事を美しく見せたり、良い側面を見せたい場合には効果的です。
理想と現実はそうそう簡単に合致するものではありませんが、悪い面が見えてしまうと何事もうまく進まないでしょう。夢を見ることによって人は先に進む意思や希望を見出すことも多いので、この配置がもたらす要素は重要な側面を持っています。
もし映像や芸術等に関連した職務に就いているのなら、この配置を有効活用することが賢明です。現代ではYouTube等で個人が参画する事も可能になっており、視聴者に魅力的な印象を与えることが普段よりも簡易になるものと思われます。

この配置が恋愛・社交などを含む対人運に影響する場合、磁力的な魅力を発生させたり精神的な繋がりをもたらすことがあります。夢を感じさせてくれるような遊園地やデートそしてパーティ等は、良い思い出として長く残る可能性が高まります。
金運面では芸術品や高級品等といった、ブランドイメージが重要な分野に影響します。海王星はイメージに関連するため、外見を飾るためのファッション全般にもプラス面の影響が期待できます。
しかし心理面で寛大にさせるという効果は、金運ではマイナスになるケースがあるためその点には注意が必要です。財布の中身と相談してからの判断が賢明でしょう。

過去に体験した思い出やご縁がこの運気に関連し、山羊座のテーマである社会との関わりや仕事の安定感などが重視される傾向です。愛情とお金・安定度という、一見違うように見えて切り離せない要素について考えることが良い結果に繋がります。

12月6日
■太陽と水星の合致
 [太陽:射手座:]
 [水星:射手座:逆行中:]
 [前回の発生時期:2024年10月1日]

様々な分野で多忙さを誘発させる配置です。
人の思考と精神を活性化させ、コミュニケーションの頻度もアップさせるという効果があります。ビジネス取引や個人的な契約全般(捺印が必要な書類が存在するようなもの等)にも嬉しい後押し運気があります。

日常生活でこの配置の効果を上手に使うのなら、散らかりやすい書類を整理整頓し、メールやメッセージを効率的に送受信できるように体系化してソートし、いつか役に立ちそうなアイデアを書き留めておくという事が良いでしょう。
通勤通学時には効率的なルートや抜け道を探したり、経路の途中にあるお店や位置関係等を記憶しておくといった事も有効です。
事務職であれば多忙になる事が多くなるため、業務をスピーディに行い効率をアップさせる方法を模索したりアイデアを実験するという事も良いかと思われます。

12月7日
■海王星の順行化
 [海王星:魚座:]
 [前回の同星座発生時期:2023年12月6日]

今年の7月から長期間逆行を続けてきた海王星が順行に戻ります。
これが海王星逆行のスケジュールです。
海王星の順行化

海王星の速度は遅く、間接的な影響が多いため実感が湧きにくいかも知れません。
ですが、支配星座である魚座生まれの方々や、魚座が天頂に位置する双子座生まれの方々、オカルトや映像・芸術に関わる方々等は大きな影響を感じる可能性もあります。
この海王星ですが、人に夢を見せたり理想をヴェールで覆い隠します。
現実を隠し、リスクを承知で先に進ませる事もあります。お酒や薬(麻薬を含む)にも大きな影響を持っており、辛い現実を薬に頼るという心理はこの惑星が絡みます。
しかしこの惑星が逆行すると現実が見えてしまうため、今まで持っていた希望が簡単には実現できないことに気づき、甘さが少なくなる傾向となるようです。
しかし順行に戻るここからは、再度夢を目指せるようになるでしょう。

12月7日
■水星と土星の90度
 [水星:射手座:逆行中:]
 [土星:魚座:]
 [前回の発生時期:2024年11月12日]

ネガティブで悲観的な思考パターンを呼び起こしやすい配置です。
期限日を遅延してしまったり、進まない状況が続いてイライラするというケースを具現化してしまうという現象も確認されています。
この時期には年長者に相談したり反抗する事、そして長期に渡る重要な契約締結や投資等の判断を避けるべきでしょう。この問題に関連した年長者が周囲にいる場合、相手は厳しい姿勢を見せることが多くなるはずです。

土星が関連すると厳しい現実の壁が立ちはだかることが多いため、これを吉に転化するのはそう簡単ではありません。
むしろ問題を慎重に考え分析し、迂回するための方策を検討したり無理をしない事で、未来において失敗に至る可能性を減らすことができるでしょう。この配置では突飛な行動や伝統ルールを無視した行動は無謀であり常識的な判断が必要となります。
そして一発逆転等等といった甘い事は考えず、厳しくても現実を見るべきです。

12月7日
■火星逆行
 [火星:獅子座:逆行開始:]
 [前回の同星座発生時期:2022年10月30日]

火星が逆行を開始します。
どの惑星であっても、惑星の逆行は手戻り・見直し・遅延・清算等といった現象を引き起こします。火星のマイナス面によって、強い怒りを発したり暴力や威圧で誰かを圧倒したのであれば、そのツケを支払ったり報復を受ける可能性があります。
人によってはそういった問題を回避できるケースもあるにはあります。が、自分がしでかした件がブーメランで戻る事を恐れながら生活する羽目になるかもしれません。
火星の逆行期間もそれなりに長く、今回は2月中旬まで継続します。10月初旬から始まった物事は、逆行到達地点に達する来年5月初旬まで続く事をご記憶下さい。
火星逆行

火星が獅子座で逆行すると、生まれ星座に関係なく幾つかの問題が発生します。
エネルギーを使う方向が変化し、良くも悪くも力の流れが変わるという点が重要です。大抵の場合、間違った方向に力を使うためトラブルが発生しやすくなるでしょう。
焦ったり感情を制御しにくくなる方が普段より増えるため、表面的ではあるものの周囲が荒れているように感じられるかと思われます。

今回火星は獅子座で逆行を開始しその後蟹座まで戻るため、星座跨ぎの際にしばしば起きる手戻りや見直しの問題が根深くなる傾向が懸念されます。
獅子座の火星は趣味や異性、投資や投機、推し活などといった楽しめる分野に影響を与えます。新しいものではなく過去に入れ込んだ対象に興味が戻るかも知れません。
そして蟹座の火星は感情を強くしてしまう効果があるため、マイナスに拍車がかかりがちです。上手く行かない状況を、一番身近に言える誰かに言ってしまわないように注意することをおすすめします。

また、火星は逆行中に冥王星と再度180度を組みます。
11月の初旬近辺におきた争いを思い起こして下さい。この争いは違う形で再発する可能性があります。逆行中の火の気はより深刻な状況をもたらすため、今まで強気な姿勢を続けてきた方々は周囲との和解をよく考える必要があります。
逆行中は情熱やエネルギーの正しい使い方を学び理解すると、この運気における現象をプラスに使うことが可能になるでしょう。

12月7日
■金星と冥王星の合致
 [金星:水瓶座:]
 [冥王星:水瓶座:]
 [前回の発生時期:2024年2月17日]

恋愛・愛情運と金運に極端な行き過ぎを発生させやすい配置です。
愛情の欠乏による欲求であったり、その裏返しのような行動が伴いやすく、しばしば男女間の激しいドラマを作り出す要因となる傾向があります。金星は女性を司る惑星であるため、女性の視点や女性をターゲットとした事象は良くも悪くも強烈なものとなるでしょう。
ただ、必ずしも男女関係や女性同士の間でこの現象が発生する訳ではありません。
愛情や嫉妬というのはビジネスや親子関係、アイドルなどといった要素でも影響します。贔屓や固執という言葉が使われる領域では同様の傾向が懸念されます。
金運面でも同様に欲が元になって様々なトラブルや強烈な言動が周囲を巻き込んで騒動になるといった形で具現化しやすく、警戒が必要となります。

そして、これは魅力やお金などに起因する不平等な権力や関係を誘発します。
これらに関することは我慢していても仕方がありませんが、正面から反発するだけでは解決が難しいことがあります。現代社会では録音や録画による証拠といった情報が、不平等な関係を正すための有効な手段として存在しているため、そういった対処を考えるべきです。
このエネルギーを正しく使うことができれば、相思相愛となったり互いを思いやる深い愛情を感じることができるでしょう。互いの自制心・成熟した感情等が鍵です。
これを読んでいる読者の方々におかれましては、この近辺において嫉妬や激情などといった感情も含め、決して誤った方法を取らないよう心がけることを推奨します。

元々敵対していたり、問題をはらんでいた関係では前述のようにマイナスとなりますが、良好な関係においてはその限りではありません。
互いに思いやりを持ち助け合う関係においては、情熱の高まりという形で助けが入ります。
仲睦まじい男女であれば、その関係が更に深まり理解し合えるものとなるでしょう。不安を持つのではなく、プラスに向けようとする意思と願いが大切です。

12月8日
■太陽と木星の180度
 [太陽:射手座:]
 [木星:双子座:逆行中:]
 [前回の発生時期:2023年11月3日]

木星の力によって楽観的心理が誘発される配置です。
しかしこれは凶角であり、チャレンジ精神は失敗に繋がりやすい可能性もあります。
物事には当然ながらリスクというものが存在するのですが、この近辺ではそれが見えにくくなってしまうようです。
積み上げた基盤が無いにも関わらず、自分自身や何かを過大評価してしまうような行動は、最後に恥を晒してしまう結果となるかも知れません。
木星は逆行しているため、何事にもやり過ぎや実力以上の高望みは運気を下げる原因となります。身の丈を理解する事が凶意を避ける秘訣となるでしょう。

さらに、木星の効果は全体運にも影響を与えます。
目標を決めて着実に成長してきた方々にとっては、その成果を感じさせてくれるイベントを発生させる可能性もあります。しかし、中期的な運気の流れとしてはここら辺が限界、という事を教えてくれる効果も存在します。
あなたが今まで成し遂げたり変遷してきた経過を思い起こし、足りるを知るという事が重要です。
もしそういった境地に至ることが出来たのなら、この配置は吉角の側面を発揮させることもあります。その場合は木星が位置する領域が示す分野から嬉しいお返しが返ってくるでしょう。

前回発生時とは星座が相違するため、同一の効果とはなりません。
人によってはその際の心理状態において似たような感覚を得られる可能性はあるでしょう。

12月12日
■金星と火星の180度
 [金星:水瓶座:]
 [火星:獅子座:逆行中:]
 [前回の発生時期:2022年12月1日]

男女関係に火花をもたらす配置です。
火の気の一種ではありますが、単体での効果は強烈なものではありません。
相反する関係である男女や立場の違い等といった分野に、反発と磁力という対立する関係が持つドラマや矛盾とも言える効果を発生させます。
互いに違う性質を持つものは、惹かれ合ったり反発するという磁力のような法則がこの配置近辺で顕著に発揮される可能性があります。

愛情が深い状況であればさほどマイナス効果は大きくありません。
むしろ互いの関係に新鮮味や惹かれ合う要素を追加する傾向となるので心配しないようにしてください。もしすでに関係が難しくなってしまっている場合、愛憎が絡んで様々なドラマを体験する事になるかも知れません。
そしてこの近辺での異性との出会いは、どこか折り合いが付かない要素を互いに持つというケースが多くなります。
相反する性質は恋愛占星術における奥義の一つではありますが、自分に無いものに惹かれるという事は刺激が常に必要である事も意味します。そのため、ここでの出会いは「好きなのにうまくいかない」という状況をしばしば発生させる傾向がある点にご注意ください。

12月13日
■水星と金星の60度
 [水星:射手座:逆行中:]
 [金星:水瓶座:]
 [前回の発生時期:2023年6月18日]

交渉や商売に関連した金運が好調な時期です。
事業をしているなら日々の商売が、個人の場合はフリマ等といった要素から金運が入ってくる傾向です。プレゼントを頂いたり契約締結等も期待できますが、数字のチェックミスや契約の見落としが発生しやすい点にだけ注意して下さい。
また、家庭家族運と不動産運も好調です。テレワーク等で自宅で過ごす事が推奨されていますが、家の中で楽しく過ごす方法を見つけることができるでしょう。

12月15日
■双子座の満月
 [太陽:射手座:]
 [月:双子座:]
 [前回の発生時期:2023年11月27日]

今回の満月は双子座です。
双子座の満月は、頭脳と精神に刺激を与え論理的な判断を助けます。
感情がやや強めになりやすい満月効果を精神と知性で調整する効果が本来の在り方です。
ホロスコープ2024年12月前半

この満月には牡牛座の天王星が150度という割り切れない配置を組んでいます。
150度は要素が噛み合わず、タイミングや需要などといった今一つマッチしきれない状況を作るため、もどかしさやイマイチさを生み出す傾向があります。
満月は短期サイクルにおける完成や完了を司ります。今回は影響が強烈という程ではありませんが、物足りなさや不満足感のある完成・完了の時期となるかも知れません。

満月に連なる恒星は一時的な名誉という短期的な幸運と、それにつきまとう幾つかのマイナス効果を持ちます。恋愛面では特にマイナス面が強くなります。
クリスマス近辺という事もあり、今回の配置が恋愛に関係する生まれ星座では特に恋愛面では期待しないほうが良いかも知れません。
双子座は揺れ動く気持ちや離れていく感情をサポートしてしまうケースがあるため、守護星である水星が反対側にある事も含め、盛り上がりは難しい可能性もあります。

■2024年12月後半の主な空模様
12月後半は以下のような星回りが待っています。

12月16日
 水星の順行化
12月18日
 太陽と海王星の90度
12月20日
 金星と木星の120度
12月25日
 木星と土星の90度
12月27日
 水星と木星の180度
 水星と土星の90度
12月28日
 金星と天王星の90度
12月31日
 山羊座の新月

赤字:凶角 青字:吉角 紫字:吉凶混合

中旬には水星が順行に戻り、物事の流れが正常化に向かいます。
この後もシャドー期間は継続しますが、山場は超えていますので年末年始はそこまで厳しい運行・運輸にはならないかと思われます。
年末には金星と天王星の凶角があるため、金運と恋愛運は低下傾向です。多くお金を消費する方と、困る方々の乖離が大きくなるかも知れません。
また、年始には火星と冥王星の180度が再発するため、安定した年末年始と言い難い部分があります。凶角も多めなため、堅実な行動がおすすめです。

後半もANGEWORKの西洋占星術を宜しくお願い致します。


占い師:みすとりぶ
西洋占星術研究歴30年。本来はオカルト研究家だがIT企業オーナーも務めている。
占い師向けツールやアプリは自分で設計開発しており当サイトのシステムは全て彼の産物。
ITによる正確な星の位置や角度及びに過去のデータを元に、淡々と事実と結果と解決方法を伝える占いスタイルは、女性のみならず男性からも評価を得ている。
経営者の集まりでは占い希望者が殺到してしまい人数制限をする為「予約を取る気がない占い師」と言われている。(現在対面占いは停止中)
「ANGEWORKの星占いブログ」を連載

2024年12月前半の星座別運勢
(12/1から12/15まで)