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木星で見る1年の運気 (2017年10月~2018年11月まで)

木星で見る1年の運気
木星蠍座の年間サイクル
木星は2017年10月から「蠍座」に移動しました。
それまでの1年間木星は「天秤座」を運行しており、社会全体に公平・差別・女性・パートナー等に関した現象を引き起こしていました。
結婚や離婚そして公平不公平に関係した現象は2017年において何度もニュースに挙がって世間を騒がせており、日常生活でもこれらの件は無視できなかったはずです。
この特集コーナーではこの「年間運気のサイクル」を取り上げます。1年間の運気に直結するこのテーマをお読みになり、是非日々の生活にお役立て下さい。

■西洋占星術における木星の扱い
この特集コーナーで取り上げる「木星」という太陽系の惑星ですが、西洋占星術では「年間サイクル運気」を司っています。(一応これ以外にも司る事象は多々存在します)
木星は12年を掛けて黄道12宮360度を一周するので、「1つの星座」に「約1年間滞在」します。その事が「大雑把な1年分の運気傾向」を見るために役立つという訳です。
公転速度や歳差運動等の関係から、近年の木星は毎年秋頃にその星座位置を変化させるという状況になっており、今年は10月10日がそのタイミングです。
実際にはその日付からきっかり運気が変わるというケースは少なく、事前に決定されたり確定した上で、入座する近辺のキリが良い日付で対応する事が通常です。具体的には、10月10日ではなく9月末で終わりになるとか、月曜日である10月2日から開始といった運用になることが多いかと思われます。

また、毎年4月が年度開始となっている日本において、春よりも秋の方に変化が大きい事象が発生するという昨今の状況は、海外の年度だけでなくこの木星の星座移動効果による点が大きい可能性があります。
お正月や4月に目標や抱負を決める方も多いかと思われますが、この木星サイクルの切り替わりで決める事で、更にスムーズに運気の変化に乗れるかも知れません。一度試されては如何でしょうか。

■幸運の星と言われている木星
そしてこの木星ですが、占い雑誌や占いサイト等では「幸運の星」と言われています。
皆様もこの惑星が入った星座の生まれは「1年間幸運」という表現を目にされたことがあるのではないでしょうか。

しかし当サイトでは、木星が単純に「幸運」とは捉えていません。
年間サイクルの運気を扱うと共に、何でも「拡大」させるという表現がその実体を的確に表しているものと捉えています。
拡大する事が「幸運」に繋がる事も多いため、幸運の星という表現はあながち間違っているとも言い切れません。木星は楽観的な心理を司る力もあるため、木星が入った領域では楽観的に物事を考えるという効果が働く場合もあります。
実際、生まれた星座に木星が入ると、それは自我や自己表現の拡大や12年サイクルの始まりを示す事もあります。ちなみに今回は蠍座が該当しています。
が、その反面、拡大することで問題になるような物事(借金・病気・犯罪・格差等々)では逆に凶意を発展させてしまうという隠れたマイナス効果が潜んでいます。この事を理解していないと、幸運となるはずなのにおかしい、、、となってしまうかも知れません。

もしあなたの周囲で木星の力がこのような「拡大してほしくない分野」に関係している事に気付いたなら、十分な注意や管理が必要です。
特にこの木星が入った星座の生まれやその星座を色濃く持っている方々は、その時期に体重が増えやすくなるという効果もしばしば確認されています。
例えあなたの星座で良いことが書いてあったとしてもそれを手放しで喜ぶのではなく、この効果を理解し生活にお役立て頂く事をお勧めします。

2017年秋に木星が蠍座に移動する近辺のホロスコープがこちらです。

木星で見る1年の運気ホロスコープ
この移行の近辺では、良くも悪くも運気が荒れ模様です。

まず2017年の運気全体を象徴する「木星と天王星の180度」が発生して間もない状況です。火星と海王星の180度を加えて「凶角のレクタングル」という現象も発生していました。
この近辺では技術革新とその実用化が世間を賑わせ、同時に思想の対立が社会問題化する状況が続く傾向にあります。
革新的な技術は我々の生活を豊かにするため、一見良いことばかりのようにも見えます。しかし競争社会である以上、古いものは淘汰されたり縮小するというマイナスもあります。
もしあなたが現在そのような仕事に就いているなら、先々の事を考えるべき良いタイミングかも知れません。

太陽と水星が合致しており事務処理などが活性化する傾向なのですが、その2つと冥王星が90度という凶角を構成しており、競争の激化があったり、深刻なトラブルが発見されたり、避けていた問題と真正面から向き合う必要がある事を示唆しています。
目上の存在や権力等との確執が発生しやすく、目下の立場にある方は納得が行かず極端な行動を取ったり、感情が制御できなくなる可能性があります。どちらの立場であっても不正や汚職のような事をしている場合は糾弾されたり、運気を大きく落とす可能性があります。

また、天王星は海王星と45度を結んでいるため、この運気変化に逆らったり、体制への反逆精神を貫いたり、主張論理の矛盾も同様に運気を低下させるだけとなるでしょう。
最近反体制的な思想を掲げる方が多く見られますが、周囲と先々を考えない反抗は自分の運気を自分で低下させているようなものです。
特に映像やイメージ戦略で何かの印象を変えようとする操作、外見と中身の差が余りも乖離しているケースでも、この近辺では目論見通りに進まない傾向があります。

しかし緩いながらも土星・天王星・ドラゴンヘッドのグランドトライン(正三角形)が天空に存在し続けています。これによって世代交代や役割の変化がスムーズに進んだり、着実に成長し続ける効果もあります。

このように、今回の蠍座移行時は吉凶混合で入り乱れた状況となっています。
着実な努力を続けていたのならこの近辺で良い移行できるでしょうが、方向性が見定まっていない場合は変化に苦しみが伴う可能性があります。

■天秤座木星サイクルの回想と反省
木星サイクルの効果がどのようなものか?をおさらいできた所で、あなたの木星天秤サイクルを振り返ってみて下さい。2016年の秋から2017年秋までの全体的な状況は果たして如何だったでしょうか?
社会全体としてみた場合、人様との関係や公平性、そしてバランス等に関する吉凶が突出した年間サイクルであったのではないかと思われます。
天秤座のシンボルは神話に出てくる「鏡」がモチーフであり、この星座の意味と奥義はこの形にこめられています。それは自分自身の姿を移す姿見として機能します。
自らの行いは「鏡面反射」が如くいずれ自分に返ってくるため、分別と思いやりを持った対応はいずれその恩恵を受けますし、相手に喧嘩を売る行為もまた同様に戻ります。

それでも2017年秋からは少しずつこの効果は薄れていきます。が、今までこの時期に行った言動は、この時期を抜けた後でも自分自身に跳ね返って来る可能性があります。
それを回避する事は難しく、あなたの言動は良くも悪くもいずれあなた自身が責任をとらなくてはならない点に留意して下さい。

■蠍座の性質と効果とは
では、今回木星が入る「蠍座」の性質を簡単に説明します。
8番目の星座であるこの蠍座は、守護星が火星と冥王星となっており、全星座中最も激しく深い情熱を持ち、関わった対象を強烈に変容させるという特殊な性質を持っています。
金運面では税金やローンそしてパートナーとの共同資産等といった、長期かつ責任が重いものを、恋愛面では男女の関係や血の繋がり等といった深く重い事象を扱います。
激しいという性質を持ちながら四大元素の水に属するこの星座は、よく水面で表現される「感情」に影響します。感情が安定していれば表面は穏やかですが、嵐がくればその水面は底が見えなくなるような状態となるという状況をそのまま表しています。

しかし、決して全員にこのような効果が出る訳ではありません。全体的にこのような効果や影響が発生しやすくなるという事と捉えて下さい。

■蠍座に入座する木星の影響
蠍座に木星が入ると、今までのサイクルとはちがった特殊な効果が発揮されます。
この星座が司っている「生と死」や「男女関係」のように秘密にされる分野又は禁忌とされるような分野で、何かの秘密が暴かれるといったことが発生しやすくなるでしょう。
そのため様々な分野や仕事等において、物事を深く追求したり本質に迫る事が増え、驚くような研究成果そして発見が増えるといった傾向があります。
これらの分野は、日常生活で余り話題に登ることは多くありません。であるが故に分類としては非常に深刻且つ真剣に話し合わなくてはならないものであるはずです。その件は人によっては精神面に大きなストレスを与えたり、悲観的な心理に誘導するかも知れませんが、木星の楽観的な要素はそれを中和する力も持っています。

また、直前まで木星が入座していた天秤座では対人関係と鏡の効果がそのテーマでしたが、蠍座に入るとその関係は一気に親密で深いものへと変化します。
この力は、人と人との繋がりを浅いままにしておく事を良しとせず、深く強い絆へと変容させる効果があります。当然ながら全ての人と深く繋がることはできませんが、この時期に出会い方々とは将来に渡って深い関係を築くことができる可能性が高くなるでしょう。
これはまた「人様」の「財産」という意味で自分よりもパートナーや他人のお金、そして人の価値観や価値基準に関わる事が多くなる事を意味しています。言うまでもなく人様の金銭という物の扱いには注意しなければなりません。
この事により、株式や金融取引そしてローンなどが活発化する傾向となる事が予想されます。現代ではバーチャルマネーな仮想通貨等も発展しているため、これらも同様に今まで以上に一般的になっていく可能性が考えられます。
しかし言うまでもなく、人様の金銭という物の扱いには注意しなければなりません。拡大はバブルに繋がり、膨らみすぎたものはいずれ萎むか破裂する事になるでしょう。

更に、占いや心霊等といったオカルトに関することも増える傾向があります。
なお、オカルトとは本来「隠された事や奥義」等も意味しており、怖いことだけを指す事ではありません。隠れたものを発掘し明らかにするという事であれば全て関係します。
木星は法律や政治にも関係するため、それらの状況にも年単位で変化が発生します。
毎年大きな変化があるわけではありませんが、2017年に発生した木星と天王星の180度は、政治や法律等が次のサイクルに移るためのきっかけを与えており、2017年から2018年にかけての政治はまた新鮮な印象を与える可能性があります。

また、死というキーワードは文字通りの意味を表すケースもありますが、大抵の場合は比喩としての運気が発生します。考え方や生き方、そして既存の体制や状況等が一旦「死んで」、「生まれ変わった」かのように「変容」したり「再生」するという事です。
再生や変容は決して怖いものばかりという事ではなく、変容したその先に待ち受ける未来は新しい世界と言える程の変化が待っています。それはその過程と死が激しければ激しい程生まれ変わり後の変化と幸運の度合いが激しくなる傾向があります。
そのためには、まずあなたが常識や体裁そして表面上で判断する事を止めることです。自分の心が本当に欲しがっているもの、それに人生を賭けても後悔しないもの、それが何なのかを自覚することが重要です。

■12年前の繰り返しと成長のために
なお、前回木星が蠍座に入座していたのは2005年の秋から2006年の秋まででした。
約12年程前になるため、皆様は流石にその頃の細かい事は覚えていないかも知れません。しかし2005年とは形を変えていても同様の運気が始まろうとしています。
もしその時期の記録やアルバム、日記等が手元にあるようでしたらご確認頂くことをお勧めします。そこには今回学んで成長するためのヒントが多々隠されているはずです。

今回木星は2018年11月までの約1年間、蠍座に滞在します。
2017年秋からの年間テーマを理解しあなたの生活に取り入れ、運気傾向に合わせた生活を送ることが何よりもあなたの人生に役立つはずです。
是非日々の中で木星の位置とその効果を意識してみて下さい。

ここから下は各星座別で木星がどのような年間テーマを発生させるのかをまとめました。
この全体運と合わせてご判断下さい。

12星座別1年の運気

■牡羊座の年サイクル(2017年10月~2018年11月まで)
牡羊座 牡羊座の2017年秋までのテーマは「対人関係・パートナーシップ・結婚・敵」等でした。この期間中、牡羊座の人間関係は非常に活性化していたのではないでしょうか。
ここでいう「パートナー」とは、同性異性・ビジネス・友人問わず「1対1」となる対等な関係全て指します。あなたは年間を通して知り合いや友人が増加したり、何かとお付き合いの時間が増えていた可能性があります。また、これらの関係がどんな未来を引き寄せ、どんな問題を引き起こすのかを多々学ぶことが出来たはずです。
また、2017年に木星は天王星と180度という角度を構成し、あなたとパートナー等との関係は、天秤座の運行期間中に驚くようなニュースを受け取ったり、突発的な変化があったのではないでしょうか。
これらの現象はあなたの自由や平等に関する概念を妨げたり大きく刺激したりと、その関係はあなたの生き方や考え方にも影響を与えた可能性があります。
木星が天秤座を抜ける時期になった今、あなたの人間関係は既に様変わりしているかも知れません。しかし今あなたのそばにいるのは今後も互いに必要となる人だけですので、言うまでもなく大事にされることをお勧めします。

そして2017年秋からのテーマは、蠍座の概念そのものである「共有財産・パートナーの資産」「税ローン債務遺産」「先祖・死」「男女関係」などに切り替わります。
ここでは良くも悪くも資産や権力の問題に関わらせ、普段は話題に上らない深刻な問題を扱い、ここを通過し終わる頃にはあなた自身を大きく成長、変容させる効果があります。
恋愛運では、新しく出会った相手と深く繋がり親密なお付き合いをする傾向となるでしょう。既に相手がいる場合はその方との親交や絆が更に深くなっていく傾向にあります。独身で適齢期等、条件が揃っている場合このサイクル中に同棲したり血縁関係となるケースもあります。
また、男性又は女性としての魅力と夜の生活は重要な判断基準となる傾向にもあります。情熱が激しくなるため、節度を持つという事は更に重要です。
遺産や死等も関係してくる傾向にありますが、これは必ずしも誰かの死を意味するものではありません。抽象的な概念として「生まれ変わるような」成長を遂げたり、誰かから何かの権利を譲り受けて引き継ぐというケースもあります。

そして木星によって活性化された蠍座の守護星である冥王星は、2018年もビジネスや仕事の成果等を司る領域を運行し続け、あなたの出世欲や野心は今後も続く傾向にあります。
金運として見た場合、収益はパートナーから得られたり、パートナー自身が出世や発展する可能性もあり、今回のサイクルでも人様とのお付き合いは重要なテーマとなります。
また、この位置は「研究と調査」の領域でもあります。研究職に就いている場合は運気の後押しが期待でき、他の人には真似出来ないような研究成果を出す事ができるでしょう。
占いやスピリチュアルといったオカルト関係にも同様の幸運が期待できます。

木星が入る蠍座の守護星である冥王星はこの運行期間中、「仕事の成果・公の立場・キャリアパス」等を司る領域にあります。
その効果もまた無視できるものではありません。ここからの1年は仕事やビジネスが拡大したり、その拡大効果は財産やローンに関係したものとなっていくでしょう。
但し冥王星の効果は極端なため、その制御には細心の注意を払う必要がある点に注意を。野心が強すぎたり冷酷な対応を取ってしまった場合は、あなたの運気もまた大きく落ちてしまうでしょう。

■牡牛座の年サイクル(2017年10月~2018年11月まで)
牡牛座 牡牛座の2017年秋までのテーマは「仕事・職場」「日々の習慣」「怪我・病気・健康運と健康管理」等でした。
あなたは年間を通して良く働き、仕事を完璧に仕上げるべく努力をしたり、職場での人間関係や力関係のバランスに注意し安定化させようとしていたのではないでしょうか。
健康面に関しても、日々の過ごし方を改善したり新しい習慣を取り入れたり、仕事とのバランスを重視しその成果は目に見えて上がっていたかも知れません。
この位置は健康運も表しており、今までの悪い習慣を止めて仕事と健康のバランスを取ったり、食生活の改善等を試みるといった活動をしていた可能性もあります。
また、この位置はペットを表しているため、人によってはペットを飼い始めたりその数が増えたりといった経験をしたかも知れません。
しかし2017年に木星は天王星と180度という凶角を2回構成しました。あなたの仕事環境や職場の仲間達との関係は突然の別れや驚くような問題が発生したのではないでしょうか。
そんな状況にあっても、あなたはこれらの事から様々な事を学び反省し、より強く賢く成長できたはずです。

そして2017年秋からの年間サイクルテーマは「対人関係・パートナーシップ・結婚・敵」等に切替わります。
対人運が拡大するという事は、細かく説明せずとも何が起きるかは解りやすいかと思われます。具体的には、出会う人が増えることによって敵も味方も多くなるものと理解して頂ければ良いでしょう。
西洋占星術でこの「パートナー」という言葉を指す場合、それは1対1の関係の「全て」を表します。それはビジネス、友人、老若男女問わず2人で会ったり対等な立場で契約を結ぶ関係を指しています。通常、そのような存在は一人だけとは限らないでしょう。
この期間中、そのパートナーとは協力を約束したり、契約するといった形でその活動に関わることとなる傾向があります。

そして木星が入る「蠍座」が親密さや深さを表しているため、パートナーとは信頼し合えるようになったり、結婚を考えるような親密なパートナーを見つけられるケースもあります。
逆にあなたの御眼鏡に叶わなかった相手は、この期間中にご縁が切れることになるでしょう。又はその関係があなたの足枷となっている場合、それもまた同様にご縁が切れたり彼らに関係する問題が解決に向かう可能性が高くなります。
人生では浅いままで終わる関係の方とも出会う可能性がありますが、このサイクル期間中はそのような方々には殆ど興味が湧かなくなるでしょう。
しかし蠍の性質は全星座中最も嫉妬深いため、この時期に契約を結んだ相手を裏切ってしまうと深刻な問題となる傾向があります。
その場合、先々の運気は暴落しかねません。例えパートナーの関係がうまく行かず終わりに向かうとしても、相手には誠意を持って付き合う事をお勧めします。

また、木星が入る蠍座の守護星である冥王星はこの運行期間中、「学業・法律・海外・信念」を司る領域を運行し続けます。そしてこの領域はあなたが信じるものや人生を通して貫き通したい信条等をも司っています。
その効果もまた無視できるものではありません。このサイクルではあなたが望み、目指す場所にたどり着くために学び、冒険し、その目的を貫き通す事になるでしょう。
但し冥王星の効果は極端なため、その制御には細心の注意を払う必要がある点に注意を。特にこの位置は宗教をも司る領域でもあるため、極端な組織とは遠ざかることをお勧めします。

■双子座の年サイクル(2017年10月~2018年11月まで)
双子座 双子座の2017年秋までの年間サイクルテーマは「恋愛」「子供」「趣味」「創作活動」「投資・ギャンブル」等でした。
今までの期間中は、趣味や恋愛等々、あなた自身が「楽しめる」事が多かったのではないかと思われます。
もしあなたが創作活動に関わっている場合、多々インスピレーションが湧いて素晴らしい作品を生み出せたのではないでしょうか。また、好きな趣味に時間を忘れて没頭できたり、恋愛に関することでも多々イベントがあった可能性があります。
しかし2017年に、木星は天王星との180度という凶角を2度に渡って構成しました。そのため、あなたはこれらの分野では大きな試練や突然の別れ等を経験したかも知れません。人によってはその時期に恋愛運が大きく低下したと感じたのではないでしょうか。
そして木星の反対側に位置していた天王星は友人同僚そして属するグループの位置にあり、この件が仲間、組織・グループ等の誰かやあなたの立場と関係していたり、理想や革新を目指した結果の反動であったのかも知れません。
それでもあなたはその教訓から多々学び反省し、より強く賢く成長できたはずです。

そして2017年秋からの年間テーマは「仕事・職場」「日々の習慣」「怪我・病気・健康運と健康管理」等に切り替わります。この期間中は、仕事運と職場の人間関係が特に好調となる傾向にあります。
この領域が示す「仕事」というものを厳密に表現すると、殆どの人が該当すると思われる「雇われの仕事」を意味します。もしあなたが自分のビジネスを持つような立場であれば、逆の「雇う方々」に関する事が該当します。
そのため、今回のサイクル期間中は日々の仕事の遂行、そして雇う or 雇われるという事が大きく発展する運気傾向を意味しています。仕事の効率もアップするため、上司からの評価はアップしたり、昇進といった嬉しい効果が期待できます。
この期間の金運は、基本的に雇われの仕事や従業員としての「給料」や「ボーナス」からやってきます。このサイクルで成功するためには、仕事への深い理解や献身、そして努力が必要であることは言うまでもありません。

木星は拡大を後押しするので、雇われの仕事(日々の担当作業又は雇用する人)に関することは何であっても、経営の規模が発展したり、より大きなオフィスに引っ越しをしたり、より大きな仕事を請けられる等といった傾向があります。
同時に、健康に直結する日常習慣もまた改善が見込める時期です。どのケースでも本質に気付くことでより良い改善を達成できるでしょう。
但し、腫瘍等といった拡大効果がマイナスとなるような持病をお持ちの場合、この木星効果がマイナスに働いてしまう傾向があります。もしその場合は治療を検討したり状況判断を急ぐことをお勧めします。
そしてこの位置はペットを司る領域でもあるため、動物を飼い始めたりその数が増えたりといった経験をする可能性もあります。

また、木星が入る蠍座の守護星である冥王星はこのサイクル期間中「共有資産・税ローン債務遺産・男女関係」を司る領域を運行し続けます。前述の木星が拡大させる効果は、これらのジャンルにも深く関係したり、それらが拡大する事になるでしょう。
また、ここで言う「共有資産」はお金だけとは限りません。あなたのパートナー(ビジネス・プライベートを問わず)や配偶者等が持っている財産・資産・権利等として発生するケースもあります。
但し冥王星の効果は極端なため、その制御には細心の注意を払う必要がある点に注意を。

■蟹座の年サイクル(2017年10月~2018年11月まで)
蟹座 蟹座の2017年秋までのテーマは「家族・自宅」「拠点」「不動産」「身内」等でした。
今までの期間中は、あなたが過ごしたり働いたりする場所や自宅を拡大させる運気が働いていました。それはリフォーム・引っ越し・増築等といった形で事象化したり、家族が増えるという経験をした方もいらっしゃった可能性もあります。
ちなみにここで言う「身内」とは血の繋がりだけではありません。あなたに協力してくれる仲間とも言える、大事な方々全般を指しており、目上目下には関係無い仲間を指します。
そしてもう一つ重要な事は、今まで続いた天秤座の配置が「安心・安全」という心理的な不安をも拡大させていたことです。あなたは自分の居場所を「守る」ために「拡大・発展」させることで安心を得ようとしていたか、何かが増えすぎてしまいそれを安定化させるべく拠点を変化させたり、大きくしたのかも知れません。
しかし、2017年に木星は天王星と180度という凶角を発生させ、これらの分野に大きな変化が発生したり、あなたの世間的な立場や仕事そして身内との関係が激変した可能性があります。
それは、あなたが自分自身の安心と安全を優先しすぎている事が原因であり、彼らとの人間関係のバランスを上手に取ることを学ぶ必要があることを示唆しています。

そして2017年秋からの年間テーマは「恋愛」「子供」「趣味」「創作活動」「投資・ギャンブル」等に切り替わります。
趣味は勿論のこと、まだこの世に無いものを創る事に時間を取れるようになるでしょう。芸術や美術に関係した活動や仕事をしているなら、この配置は非常に調子が良くなる期間である事を示しています。この間に出来る限り作品を創り上げると良いでしょう。
また、投資とギャンブルが入っているため、確実性の無いものへお金を掛けるといった事も多くなる傾向があります。当然ながらそれは常に勝ち続けられるわけもなく、場合によっては単に出費が「拡大」する時もあるため、あなたを一喜一憂させる事になるでしょう。
宝くじやパチンコ、ソーシャルゲームや投機等もこの領域に関係する事であり、当然ながら程々にしておくことをお勧めします。
実はこれらに共通する要素があり、それは「童心に返って楽しむ」という事です。何事においてもあなたが楽しめないと感じた事は縁が遠くなる傾向となります。

この位置には恋愛運という要素が入っていますが、この年間サイクルの期間中に激しい恋愛を経験したり、今の相手に惚れ直すという事もあります。
蠍座の力はあらゆるものに深さや強烈さを与え、物事の本質を解明させる効果があるため、恋愛運でこの効果が発生すると、その関係は非常に強いものとなります。
人によっては、映画やドラマで見たような「ロマンス」を再現するかのような恋愛を体験したり、それを夢想し追い求める事になるかも知れません。
もしかすると、あなたはこのサイクルのどこかで、あなたの奥底に眠っていた熱烈な想いに気付くことになるでしょう。それはあなたの心を大きく変容させる可能性があります。

また、蠍座の守護星である冥王星は、木星が蠍座を運行する間ずっと「対人運・パートナー運・結婚・敵」を司る領域を運行し続けます。
このサイクル期間中は、パートナーという存在があなたに良くも悪くも影響を与えるでしょう。ここで言う「パートナー」とは、ビジネス個人そして同性異性を問わない「1対1の関係」となる相手全てを指します。従ってその対象が1人とは限りません。
これらに関したこともまた、このサイクル中に大きく関係してくる可能性が高くなるでしょう。但し冥王星の効果は極端なため、その制御には細心の注意を払う必要がある点に注意を。

■獅子座の年サイクル(2017年10月~2018年11月まで)
獅子座 獅子座の2017年秋までのテーマは「読み・書き・話し・移動・兄弟姉妹」等でした。
このような表現をしてしまうと解りにくい部分があるかと思われますが、実際これらに関係するものや概念はこのテーマに全て当てはまります。
一例をあげますと、読書・勉強・会話・PC・スマホ・通勤・出張・自動車・自転車、、、といったものでしょうか。こういったジャンルは日常的に関わるものではありますが、2017年は例年以上に関わりが多かったはずです。人によっては初めて購入したり新調したりといった形で関わった可能性も考えられます。
そしてまた兄弟姉妹・親戚等もまたこの領域なので、家族構成によっては彼らとの関わりやお付き合いが多くなった方もいらっしゃったはずです。
しかし、2017年に木星は天王星と180度という凶角を発生させ、これらの分野に大きな変化が発生したり、コミュニケーションに関係する事にはトラブルが発生していたのではないでしょうか。あなたの言葉がその引き金となっていた可能性すらあります。
それでもあなたはその問題から多々教訓を学び、強く賢く成長したのではないでしょうか。

そして2017年秋からは「家庭・自宅・身内・不動産・拠点」といった年間運気サイクルが始まります。ここではあなたが日々生活し過ごす場所やそこに関わる方々などが全て関わってきます。
血が繋がった方が家族とは限りません。組織やグループ等といった状況で、あなたの手助けをしてくれ立場の方も「身内」と呼ぶケースがあるはずです。
あなたや身内が日々を過ごす場所、つまり自宅や別荘そして会社と自宅が合体するような仕事をされている方、更に不動産事業等もこれらの運気の影響を受けます。
木星の効果はこれらを拡大や発展させるでしょう。場合によってはリフォーム・新築・引っ越し・建て増しといった「拠点の発展」が発生する可能性があります。
それはもしかしたら家族や身内、又はそれらに関係する何かが増えるのが原因かも知れません。人によっては自宅や拠点で時間が増加する傾向もあります。

また、この位置はあなたに「安心・安全」を強く意識させる効果をも持っています。この領域の拡大は、「足元」の安定感の重要さに気付かせ、守りに入る姿勢を強くするかも知れません。
そしてこの位置が蠍座であるため、あなたの守りに入るという運気は、「現実」よりも「心」に対して強く働くことになる傾向となる可能性があります。
一旦あなたの心に根付いた概念や人から離れることがあなたに恐れを抱かせることになるでしょう。それがあなたのそばから離れるという事には「恐怖」や「執着心」を感じることになるはずです。

また、蠍座の守護星である冥王星は、木星が蠍座を運行する間ずっと「仕事・職場・健康習慣」を司る領域を運行し続けます。この1年は前述の家族に関する運気に、仕事や職場そして健康に関する運気も関係する傾向となるでしょう。
ここに冥王星が位置することで、職場環境と健康面では変動が発生する傾向にあります。また、ダイエットには良いのですが、この配置はしばしば体重減少をもたらします。
しかし冥王星の力は極端から極端へと働きます。この分野では極端な運気が発生する原因が存在している可能性があるため、年間を通して留意することをお勧めします。

■乙女座の年サイクル(2017年10月~2018年11月まで)
乙女座 乙女座の2017年秋までの木星年間テーマは「収支」「金運」「価値観・価値基準」「買い物運」等でした。ここでいう金運とは日常的に使うやりくり等のお金やお小遣い等を指します。長期運用する資産とはやや意味が違う分野ですので注意して下さい。
今までのサイクル期間中、あなたの収入は一昨年のサイクルよりも増えた可能性があります。が、今になって結果として見てみれば出費した額もそれなりに大きかったのではないでしょうか。
天秤座はバランスを保つ性質があるため、あなたは収支バランスを整えたり価値基準の足並みを他者と足並みを揃えたりと頑張ってきた可能性があります。
しかし、2017年に木星は天王星と180度という凶角を2度に渡って発生させました。
その凶角は、努力が全て無駄になるような突然の変化そしてドラマが発生させたのではないでしょうか。
しかし、それはあなたが目に見える物や安心に拘りすぎた点を戻し、あなたを次のステージに誘うために必要な現象でもあったのです。あなたはその問題から教訓を学び、お金の管理や使い方をより深く理解したはずです。

そしてこの2017年秋からの木星年間テーマは「学び」「通勤通学出張」「書類」「兄弟姉妹」等に切り替わります。そしてこの分野では全てにおいて「読み書き話し移動」という要素が関わってくることになります。
これは一見、簡単な表現過ぎて余りピンとこないかも知れません。実際、あなたは毎日のように読んで書いて話して移動しているはずですので、普通過ぎる嫌いはあります。
ここは「学び」を司る知力と精神力の領域であるため、普段何気なくしているそれらの行動は運気の後押しが貰えて、調子や能率がアップするという事になるでしょう。
何かのスキルを身に着けたかったり、レポートや書類を書く必要がある場合等は、このサイクルが最適です。蠍の力は集中でもあるため、身が乗らなかった作業も進むようになるはずです。
また、ここで言う「移動」とは、日々生活している近所や電車そして自動車等で行けるといった、あなたの状況や財力等で比較的簡単に移動できる距離と場所の事を指しています。場合によっては近距離の出張や旅行の回数が増える場合もあります。
このサイクル期間では、これらの場所で活動したり、用事を済ませたり、自転車や電車に乗ったりする事等が、例年よりも更に多くなるでしょう。
金運面では、これらに関係する事がご縁で収入を得られる可能性があります。
お買い物としての金運で見た場合は、この期間中に読み書き話し移動に関する道具、例えば小さなものではペンや紙そしてスマホ等を、大きな物では車や自転車等といったものを購入したり新調したりする可能性が考えられます。
もしあなたに兄弟姉妹や親戚がいるのであれば、この期間中は彼らと関わることが多くなるでしょう。それは家族が増えたり、挨拶する機会が増えたり、場合によっては問題も多くなるのかもしれません。

また、蠍座の守護星である冥王星は、木星が蠍座を運行する間ずっと「恋愛・子供・趣味・投資」を司る領域を運行し続けます。この1年は前述の読み書き話しに関する運気に加えて、これらに関する運気も関係する傾向となるでしょう。
冥王星がこの位置にあることで、恋愛観と子供に関しての執着が問題になるケースがあります。良くも悪くも激しい恋を誘発するのはこの配置の効果の一つです。
しかし冥王星の力は極端から極端へと働きます。この分野では極端な運気が発生する原因が存在している可能性があるため、年間を通して留意することをお勧めします。

■天秤座の年サイクル(2017年10月~2018年11月まで)
天秤座 天秤座の2017年秋までのテーマは「あなた自身」等でした。あなたの個性やあなた独自のスキル、そして存在意義と言い換えてもよいかも知れません。
1年以上前の天秤座は木星12年サイクルの終盤であり、辛い事が多かったはずです。しかし2016年の秋以降、夜明けを実感できるような変化があったのではないでしょうか。
この1年であなた自身の考えや存在意義は変化を遂げており、目的に向かって進む意欲は強くなっているはずです。
木星がこの位置を通過すると、自我や肉体の拡大を意味します。病気とまでは行かなくても、まず体重等の増加が気になっているのではないでしょうか。次のサイクルではその効果が消えるため、ダイエットのチャンスです。
しかし、2017年に木星は天王星と180度という凶角を2度に渡って発生させました。その現象はあなたの個性や存在意義、そして対人関係に激変やトラブルを多々発生させたのではないでしょうか。
これらの運気は、あなたが更に大きく成長するための禊のようなものであり、忘れるのではなく教訓を学び取り成長の糧とする必要があります。

そして2017年秋からの木星年間テーマは「収支」「金運」「価値観・価値基準」「買い物運」等です。ここでいう金運とは日常的に使うやりくり等のお金を指しており、長期運用するような資産とはやや意味が違う分野です。
この年間サイクルでは、嬉しいことに収入や自由に使えるお金が増加する傾向です。それはあなたの努力や精進が必須項目ではありますが、今年よりもそれは多くなるでしょう。
そして収入が上がることによって、今までの厳しい収支状況を改善したり、欲しかったものを購入できるチャンスが増加する傾向にあります。
また、その欲しかったものは自分で買うとは限りません。親しい誰かや思いがけないところからプレゼントされるという嬉しい可能性もあります。
ただし、この時期に欲しいものを買う事は程々にしておく方が良いでしょう。そのお金は管理し、蓄え、増やす事が賢明です。

また、この位置は「価値観・価値基準」を司っており、あなたが「大事」だと思っている事や人そして概念を拡大させたり、それを推し進めて理解を深めるという効果もあります。
このサイクル期間中には、あなたがお金を払う「商品」や「対象」そのものが更に深く良い方向に変化していることに気付く時が来るかもしれません。
これは意識が高いとか低いという話ではなく、あなたが本心から「お金を掛けても後悔しない」アイテムや概念等を見い出す事が重要という意味です。
そして、その対象は決して目新しいとか斬新なものではなく、ある程度伝統があるものや今まで試したことがあるものの中から見つかる可能性があります。

また、蠍座の守護星である冥王星は、木星が蠍座を運行する間ずっと「家庭・自宅・身内・不動産」を司る領域を運行し続けます。この1年は前述の収支に関する運気に加えて、これらに関する運気も関係する傾向となるでしょう。
冥王星がこの位置にあることで、自宅や拠点そして親との関係は深くなりつつも大きな変化が発生する傾向にあります。家系のルーツを探ったり遺産にも関わるかも知れません。
しかし冥王星の力は極端から極端へと働きます。この分野では極端な運気が発生する原因が存在している可能性があるため、年間を通して留意することをお勧めします。

■蠍座の年サイクル(2017年10月~2018年11月まで)
蠍座 大変お待たせ致しました。2017年の10月から木星があなたの星座である「蠍座」に入り、新しい運気サイクルの夜明けが到来します。
2016年秋から2017年秋に掛けては心や運勢全体に手枷足枷があるような気分が続いていたかも知れません。例え仕事が上手く行っていても、あなたの心は暗いトンネルの先が見えない状況を彷徨っていた可能性すらあります。
それは今までのサイクルが「裏方」「精算」「時期サイクルの下準備」等を司る領域であったからに他なりません。この時期に無理に成功を目指して頑張ると運気が落ちたように感じてしまうため、これらの件があなたの気分を沈ませていたのかも知れません。
2017年には木星と天王星が180度という凶角を2度に渡って発生させ、その下準備や健康運、仕事等に大きなトラブルや激変を発生させていた可能性すらあります。
しかし2017年の秋からは、そんな状況と少しずつお別れできるでしょう。

ここで「少しずつ」と書いたのは、木星が入った10月前半に突然運気が大幅アップする訳ではないためです。新しいサイクルに向けたエンジンが暖まるまでには準備も必要ですので、すぐに運気が変わらないと焦らないように注意を。
そしてその夜明けの元は、あなたが今まで地道に続けてきたものから関連して広がる可能性が大きいようです。木星が移動した直後に「幸運が来た!」と思っても、蓋を開けたらまだチャンス段階だったという事は多々あります。
実際に新しいサイクルの始まりを実感するのはもう少しだけ時間が掛かるかも知れません。しかし、それで意気消沈するようではサイクルの波に乗れない危険性すらあります。

この新しいサイクルを自分のものにするには、大事な事が2点あります。
1つ目は、終わったことを潔く忘れ、古いものに固執せずにきっぱりと捨て去ること。
2つ目は、今まで日の目を見なくても地道に努力してきた「何か」を、さらに努力して育て大きくすることです。
もしかしたら既にあなたは次に向けた模索を続けていたかも知れません。それは「お金」が絡むのは勿論の事、あなたの仕事や健康に関係したものである可能性があります。
これらを心掛けていれば、あなたがしてきた事を足がかりにして本当のチャンスがやってくるでしょう。いずれ、今までの事を殆ど忘れてしまう程の様々な変化と全体運のアップにあなたは驚くかも知れません。

なお、自我や個性を表すこの位置は「肉体」をも表しており、ここに木星の拡大が入ると体重に問題がでるケースがあります。化粧やイメージチェンジ等も成功し易い時期ですが、気付いたら太っていたという事も良く発生するようです。
このサイクルではあなたの肉体の印象が良い方向に増える、という効果となって現れる事もあります。体重の増加が全て悪いものとは限らず、健康的に肉付きが良くなったという事になるかも知れません。
あなたの魅力を上手に使いこなして、友人や知り合いを増やす事もお勧めです。無理に頑張って愛想を良くしなくても、あなたの側が拒否しなければ自然と増えるでしょう。

また、蠍座の守護星である冥王星は、木星が蠍座を運行する間ずっと「読み書き話し移動」を司る領域を運行し続けます。この1年は前述のあなた自身に関する運気に加えて、これらに関する運気も関係する傾向となるでしょう。
執筆や研究職に就いている場合、この配置は運気を後押してくれたり良い成果を残せるといった嬉しい効果が期待できます。知力と精神力も強化されるため、集中力や持続力がアップする事による恩恵も多々感じられるでしょう。
しかし冥王星の力は極端から極端へと働きます。この分野では極端な運気が発生する原因が存在している可能性があるため、年間を通して留意することをお勧めします。

■射手座の年サイクル(2017年10月~2018年11月まで)
射手座 2017年はあなたの夢や理想を実現できたでしょうか?年間サイクルを占う「木星」は射手座の守護星であり、射手座は1年単位での変化を顕著に感じる傾向があります。
2016年から2017年に掛けて天秤座を運行していた木星は「仲間」「友人」「属するグループ」等を司る領域を運行していました。今までは彼らとの共同体制がテーマになっており、彼らと理想や夢の実現を目指して情熱と時間を注いでいたのではないでしょうか。
しかし守護星は天王星と180度という凶角を2回程発生させました。この配置は友人達との人間関係や属するグループ等では「目指す理想」の違いや「立場の公平さ」等が問題となったり、突然の激変を体験させた可能性があります。
それはあなたを取り巻く仲間や子供、または趣味や創作活動等に関係した教訓をあなたに与えたかも知れません。それでもあなたはその運気を通して、より賢く強くなったはずです。

そして2017年の秋からは木星が12番目の領域に入り、全体運が「裏方」「潜在意識」「精算」「サイクルの終わり」を意味する時期に入ります。
文字の表現からも解る通り、一般的に言われる「幸運」とは言い辛い部分があります。このサイクルでもポジティブな事はあるという解釈をされる流派もあるようですが、実際問題、このサイクルでは運気が下がったと感じるケースが少なくありません。
今までの活動が終わる訳ではありませんが、今まで進めて来た理想の実現を全て達成するのは難しいところまで来てしまったかも知れません。
ここで無理に成功を目指したり再チャレンジしようとすると、運気が落ちたように感じてしまうでしょう。これは表で頑張るよりも、次のチャンスへ向けて準備すべき時間です。
この時期では、表舞台から一歩下がったり裏方として活動することが幸運を引き寄せる秘訣です。誰かの役に立つために奉仕するという事もお勧めです。
しかしこの奉仕は「ボランティア」とは限りません。日本ではよく誤解されるのですが、ボランティアの本来の意味は「タダ働き」ではなく「自ら志願して」働いたり助ける事です。すなわち、あなたが表に立つのではなく、表舞台に立っている誰かのサポートとして働くという事が近いはずです。

なかなかに厳しいように思えるこの年間サイクルですが、この期間中に勧めるべき重要な点が存在しています。
実は、この期間を通して活動していた事や地道に進めた事は、次のサイクルであなたの運気を開き活性化させるための「種」となる可能性があります。
それはあなたが得意なものであったり、人には負けないスキルや知識かも知れません。これを今のうちからコツコツと裏方で進める事ができれば、将来のあなたに大きなアドバンテージとなって返ってくるでしょう。
また、この期間では直感が普段よりも磨かれます。あなたの深層意識から来るインスピレーションを無視しない事が、このサイクルにおける秘訣の一つです。

また、蠍座の守護星である冥王星は、木星が蠍座を運行する間ずっと「金運・収支・価値観」を司る領域を運行し続けます。この1年は前述の裏方等に関する運気に加えて、これらに関する運気も関係する事となるでしょう。
冥王星がこの位置にあることで、収入の元が変わったり価値観が根本から覆るような出来事が発生する可能性があり、あなたは財産に執着するかも知れません。
しかし冥王星の力は極端から極端へと働きます。この分野では極端な運気が発生する原因が存在している可能性があるため、年間を通して留意することをお勧めします。

[追記]:年間サイクルに影響する土星効果

2017年は土星が射手座自身を運行していたこともあって、自分を表現することが難しかったり、何故か制限や邪魔が入って動けなかった可能性があります。
ですが、決して単なる不運ではありません。土星の力はマイナスに見えて実は収縮させて安定化させる効果を持っています。また、甘い幻想を捨て去り、足場を固め、あなた自身の存在意義を確立させるために、このような現象を発生させて教えてくれるという教師としての役目をも持っています。
この2017年の冬には土星が射手座を抜けて山羊座に移動します。そのためこれらの運気は終わりを告げ、そこまでにあなたは自分自身が成長していることに気付くかも知れません。
その分、年を取ったことを感じる可能性もありますが、それはあなたがこれからのサイクルで困難に立ち向かって勝てるようにするための準備期間でもあるのです。
そして山羊座の位置は金運や収支そして価値観等を司る領域です。
土星が収支や金運の領域に入ると、財政安定化を優先するためお金を好きに使えなくなる傾向があり、もしかすると余り嬉しい時期ではないかも知れません。

■山羊座の年サイクル(2017年10月~2018年11月まで)
山羊座 山羊座の2017年秋までの年間テーマは「仕事の成果・公の立場・キャリアパス」等でした。
この位置に木星が入っているサイクル期間中は、仕事や社会的な地位そして昇進等といった事柄があなたの状況に関係していたのではないでしょうか。
もしあなたが「仕事を頑張って上を目指すという」事を生きていく目標の一つとして持っているのなら、今までの年間サイクルは非常に忙しく、そして楽しい時期だったはずです。
このサイクルでは社会的な成功の可能性が上昇していたため、良くも悪くも頑張れば頑張っただけその成果が付いてきたはずです。
しかし2017年は木星が天王星と180度という凶角を2回程発生させました。それによってあなたのビジネスと家庭のバランスが多々問題になったり、ビジネスそのものや世間体に影響を与えるような激変が発生した可能性があります。
それらの運気はあなたに厳しい教訓を教えてくれたものと思われます。それでもあなたはそこから学び更に賢く強くなったはずです。

そして2017年秋からの木星年間テーマは「友人・同僚・属するグループ」等に切り替わります。これは文字通り、仲間達との協力体制そしてどの組織に属するのかという点がキーワードとなる運気です。この期間を簡単に表現するなら「仲間や友人からの人気運」と言っても良いでしょう。
このサイクル期間中は友人が増えたり、グループやコミュニティに参加したり抜けるといった動きが活発になる傾向があります。単に関わるというだけでなく、互いに学び教え合ったり、共同で理想を追求するといった機会も発生する可能性があります。
金運面では、これもまた友人達やグループに関係した事から収入が発生する可能性があります。共同でビジネスをする事にも適しており、仲間を通じた宣伝や口コミは大きな効果をもたらす可能性があります。
しかしこのサイクル期間中に彼らと貸し借り等をした場合、サイクルを抜ける来年秋近辺で問題となるケースがあります。
「人道的支援」という意味を持つこの領域の力は、あなたに人助けをしたくなる気分にさせる効果もあります。その情けが「人のため」になるのかどうかはあなた自身が判断し、その責任を取る必要があるという点に留意して下さい。

また、蠍座の守護星である冥王星は、木星が蠍座を運行する間ずっと「外見・個性・存在意義」を司る領域を運行し続けます。この1年は前述の友人等に関する運気に加えて、あなた自身の存在意義やスキル等といった事象、そして自分自身の人生をしっかりとコントロールするという点が加えて重要な要素となってくるでしょう。
場合によっては外見や人様からの印象といった事も多々変化する可能性もあります。
しかし冥王星の力は極端から極端へと働きます。この分野では極端な運気が発生する原因が存在している可能性があるため、年間を通して留意することをお勧めします。

[追記]:年間サイクルに影響する土星効果

あなたの守護星である土星は、2017年の冬まで「過去・秘密・深層意識・精算」等を司る領域を運行し、木星が蠍座に入った状況でもこれは継続しています。
土星がこの位置にある状況であるため、木星年間サイクル効果よりも強烈な「精算時期」として事象が発生しているかも知れません。
一見木星効果で上手くいっているように見えても、今まで培った人物金等の資産があなたの元から去っていっている可能性があります。
これはあなたにとって「恐怖」以外の何物でもないかも知れません。しかしそれは不要になったものを精算し、次のサイクルに向けて準備する際に必要となる通過儀礼のようなものであり、誰であってもこれから逃れる事は困難です。
あなたにとって不要なもの、関わる事が間違っているものは全て、2017年の冬までに縁が切れるでしょう。

■水瓶座の年サイクル(2017年10月~2018年11月まで)
水瓶座 水瓶座の2017年秋までの年間テーマは「学業・法律・海外・信念」等でした。これは木星の本来の位置の一つでもあり、その効果は他の星座よりも顕著だったはずです。
この位置はあなたの信念や目標を実現させる後押し効果があり、あなたは自分の道を進む楽しさを感じていたのではないでしょうか。
また、この配置はあなたの知識欲を旺盛にし、見知らぬ土地や文化等を理解するために冒険の旅へ誘う効果もあります。その旅は実際の旅行や出張とは限らず、心の中や映画やゲーム等といった「心の旅」という形でも具現していた可能性があります。
そしてこの領域は執筆や出版等も意味しており、現代においてはブログやソーシャル等の活動を発展させる効果もあります。それらに関わられた方もいらっしゃるかも知れません。
しかし2017年は木星が天王星と180度という凶角を2回程発生させました。それはあなたの信念を揺らがせ、楽しかったはずの冒険の旅を突然苦しい状況に変化させたはずです。
場合によっては、今まで貫いてきた理想の追求を断念することも考えた事もあったのではないでしょうか。この領域は法律を司る領域でもあるため、法的問題の対処に四苦八苦した可能性すらあります。
それでもあなたはその運気から多々教訓を学び、更に強く賢くなったはずです。

そして2017年秋からの木星年間テーマは「仕事の成果・公の立場・キャリアパス」等に切り替わります。これは、あなたの仕事や世間に向ける顔そして社会的な立ち位置が大きく発展させられる、大きなチャンスの時期であることを意味しています。
言うまでもなくあなたは今まで多々努力し、上を目指していたはずです。その努力が報われ地位や収入といった形に変換されるのがこのサイクル期間です。まだ達成していない目標に向かって果敢に挑戦し、成果を作っていって下さい。
今就いている仕事で昇進や昇給の可能性が発生する可能性もありますが、割に合う見合った仕事を探して転職活動をすることでも運気の後押しが期待できます。人によっては、この期間中に社会的な地位に関係した結婚という運気を体験される方も居るようです。
人によっては独立したり、サイドビジネスを始めたり、サイドのはずが大きくなってメインになったりと、発展が見込める年でもありますので是非頑張ってみて下さい。
しかしここは同時に、周囲や世間様からの評判を司る領域でもあります。あなたの言動と評判は良くも悪くも知れ渡る事となるため、この期間での幸運度はあなたの行動そのものに掛かっているとい言っても過言ではありません。また、仕事の幅が「拡大」し過ぎて手が回らないといった問題はついて回るため、節度も重要です。

また、蠍座の守護星である冥王星は、木星が蠍座を運行する間ずっと「過去・秘密・精算・裏方作業・隔離場所」を司る領域を運行し続けます。
この1年は前述のビジネス・キャリア運気に加えて、これらに関する運気も関係する傾向となるでしょう。仕事と昇進に関係する事でありながら、裏方や過去等という矛盾したように見える組み合わせですが、実際には過去の問題という形で関わる可能性があります。
もしかしたら仕事の内容そのものか、転職や昇進する際に過去の経歴や出来事が関係してくるのかも知れません。
しかし冥王星の力は極端から極端へと働きます。この分野では突然の変化や厳しい過去の問題と向き合う必要に迫られるかも知れません。

■魚座の年サイクル(2017年10月~2018年11月まで)
魚座 魚座の2017年秋までの年間テーマは「共有資産・税ローン債務遺産・男女関係」等でした。
これまでの期間は何かにつけてお金の問題が発生していたかも知れません。この位置は「他者のお金」という事象をも司っており、パートナーの資産や収入が増えたり、パートナーとの信頼や絆を実感できる時期を過ごせたのではないでしょうか。
また、あなた自身の仕事や義務等で、お金の管理や長期資産に関する手続きなどに関わる機会が増えていた可能性もあります。
そしてこの位置は研究や真実を見抜くといった要素をも兼ね備えています。物事を浅いまま終わらせるのではなく、時間を掛けて研究し発見したり解明する事が仕事や金運の助けとなるということを学べたはずです。
しかし守護星は2017年に天王星と180度という凶角を2度に渡って発生させました。この現象はお金の管理や、他者との関係について激変やトラブルを経験したのではないでしょうか。それはあなたに大きな教訓を残したはずです。
それでもあなたはそこから学び反省し、強く賢くなったものと思われます。

そして2017年秋からは「学業・高度な学問」「法的問題」「海外取引・出張」「信念・信条」が年間テーマに切り替わります。
これは日常生活に飽きさせ、あなたの知的好奇心や冒険心を目覚めさせる効果を持っている領域です。教育と学習の位置でもあり、あなたを賢く強くするための「学び」が重要なポイントとなっています。その学びは、実際の学校であったり、目の前の仕事をこなしたり生きていくために必要な経験値としての学習かも知れません。
何よりも大事なことは、あなたが「楽しんで」学びそして冒険することです。それができれば、このサイクルはあなたに大きな幸運を運んできてくれるでしょう。
そしてここは「執筆と出版」を扱う領域です。ブログや電子書籍が存在する現代では、あなたの知識やスキルを活かした情報を扱うことが運気の後押しとなる傾向にあります。
それはソーシャルを使った宣伝という形でも良いのですが、蠍座のテーマは掘り下げることなので、そのテーマは軽いものでは無いものがお勧めです。
人によってはこのサイクル期間中に海外旅行や出張のチャンスも増える傾向にあります。仕事であったとしても、それは楽しみと冒険心に溢れた旅となるでしょう。
但し、その冒険の旅は実際の旅とは限りません。蠍座の深く真実を追求させる力はその旅を「心の中」の仮想冒険として具現させる可能性もあります。具体的には映画や小説そしてゲーム等といった形になるかも知れません。海外文化を親しめるレストラン等も良いでしょう。

なお、この領域に関係する「法律」もまた、この期間中に重要な出来事として発生する可能性があります。あなたの今までの行動や用心さにも左右されますが、このサイクルでは法律に助けられたり、逆に問題を拡大してしまうかも知れません。
これらの件では、あなたの「信念」がどれだけ正しく、ぶれずに貫いてきたのかという点でも結果が変動する傾向にありますが、間違っていないと胸を張って言えるのであれば、最終的には恩恵が返ってくるでしょう。

また、蠍座の守護星である冥王星は、木星が蠍座を運行する間ずっと「友人・同僚・属するグループ」を司る領域を運行し続けます。
この1年は前述の年間サイクル運気に加えて、友人や仲間そしてどのグループや組織等に協力すべきなのか?という点が深く関わってきます。
今までも経験があるかも知れませんが、ここに冥王星があるサイクルでは浅い付き合いは淘汰され消えていく傾向があります。人道的な立場に立って支援をしたり、協力するといった運気はこの期間で特に強くなるでしょう。

占い師:みすとりぶ
西洋占星術研究歴30年。本来はオカルト研究家だがIT企業オーナーも務めている。
占い師向けツールやアプリは自分で設計開発しており当サイトのシステムは全て彼の産物。
ITによる正確な星の位置や角度及びに過去のデータを元に、淡々と事実と結果と解決方法を伝える占いスタイルは、女性のみならず男性からも評価を得ている。
経営者の集まりでは占い希望者が殺到してしまい人数制限をする為「予約を取る気がない占い師」と言われている。(現在対面占いは停止中)
「ANGEWORKの星占いブログ」を連載中。